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1997 年度 実績報告書

画像情報に基づく青果物貿易インターネット・システムの条件整備に関する調査研究

研究課題

研究課題/領域番号 09041069
研究種目

国際学術研究

応募区分学術調査
研究機関鳥取大学

研究代表者

笠原 浩三  鳥取大学, 農学部, 教授 (60135837)

研究分担者 CHAG Tong Se  マレーシア農業省, 技術普及部, 研究員
WESTOVER Lay  テキサスA&M大学, 工学部・米国, 助教授
仙北谷 康  鳥取大学, 農学部, 講師 (50243382)
金山 紀久  帯広畜産大学, 畜産学部, 助教授 (00214445)
今井 らい蔵  徳島文理大学, 家政学部, 教授 (30032072)
キーワードインターネット / 青果物流通 / 青果物品質評価 / 画像 / 青果物市場流通 / 青果物貿易 / 市場取引
研究概要

近年インターネット及びデジタル情報に基づく画像伝達媒体技術が国際的に急速に普及している。本調査研究はこうした情報伝達環境条件の高度・普及に対応して、インターネットによる生鮮食料品の国際貿易システムの策定を目的とし、今年度は青果物の基準規格の統一と品質評価に関する国際的な基準作成のための海外市場調査を行った。調査は3班編成で,その結果明らかになった事柄を整理すると以下の通りである。
○第1班:マレーシア現地実態調査班
Durian,Langsat,Mango,Campedak,Starfruit等トロピカルフルーツについての酸度・糖度等を計測し、食味・商品特性を明らかにした。さらに,マレーシアではせり取引が全く行われず相対取引が中心であるが,旧態依然とした伝統的な相対取引によって地域価格差が大きくなること,市場取引の荷捌きの非効率性などを明らかにした。さらに国際間貿易のためにはこうした市場取引の改善が必要であることを明らかにした。
○第2班:オーストラリア現地実態調査班
豪州・NZの主要6大都市における青果物の価格・酸度・糖度の計測によって,青果物の基準規格の統一と品質評価に関する国際的な基準作成のための基礎資料を整備した。
○第3班:アメリカ・その他現地実態調査班
同様に米国西海岸主要都市及びその周辺生産地における,青果物の生産・流通の現状を明らかにすると共に糖度・酸度・食味・大きさ・重さなどの計測によって商品特性を明らかにし,青果物の基準規格の統一と品質評価に関する国際的な基準作成のための基礎資料を整備した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 笠原・今井・金山・仙北谷: "マレーシアにおける青果物流通の特質と段階別地域価格差について" 日本農業経営学会「農業経営研究」. 36巻(印刷中). (1998)

  • [文献書誌] 笠原・伊東・仙北谷: "豪・NZ主要都市における米・果物の流通と相対価格差について" 1998年度日本農業経済学会論文集. 別冊(4月発表予定). (1998)

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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