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1998 年度 実績報告書

国際労働力移動を通じた技術移転の可能性に関する研究:新しい国際協力の手法を求めて

研究課題

研究課題/領域番号 09041083
研究機関朝日大学

研究代表者

吉田 良生  朝日大学, 経営学部, 教授 (50182796)

研究分担者 KUMARA Upali  鈴鹿国際大学, 国際学部, 教授 (00271396)
陳 立行  日本福祉大学, 情報社会学部, 助教授 (60278314)
キーワード研修生制度 / 技術移転 / 国際労働力移動 / 出稼ぎ労働者 / 職業能力の育成 / アジア経済危機 / 中南米アジア経済 / 直接投資
研究概要

アジア経済危機や中南米経済の危機が深刻化する経済情勢の中にあっても先進諸国からの直接投資は以前として続いている。その中で向上の生産性を向上させるために研修生制度が利用されている。この制度は日系企業のみならず、アメリカ系企業でもヨーロッパ系企業でも採用されている。現地従業員から選抜された者を本国の向上や本社に派遣し,必要とされる職業能力の育成を行っている。中国,フィリピン,ブラジルにおいて研修生を派遣する理由を聞いたところ,企業には文化があり,それぞれの企業に固有の経営スタイルがあるので,これを研修によって修繕してもらうことがどうしても必要になる,との解答が共通していた。
研修も制度がかなり積極的な評価を受けているのに対して出稼ぎ労働者の場合,先進国での労働の成果が母国に帰ってからの労働の成果となって表れていない。国際労働力移動を通じた技術移転を有効にするためには受入国と送出国との間に協定に基づいた移転プログラムを作成することが不可欠である。

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公開日: 1999-12-13   更新日: 2016-04-21  

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