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1999 年度 実績報告書

EUにおける情報利用者のニーズと財務報告

研究課題

研究課題/領域番号 09041086
研究機関愛知学院大学

研究代表者

武田 安弘  愛知学院大学, 経営学部, 教授 (10064817)

研究分担者 向 伊知郎  愛知学院大学, 経営学部, 助教授 (20308761)
松田 修  名古屋女子商科短期大学, 商科, 助教授 (90291872)
木村 敏夫  市邨学園短期大学, 商科, 助教授 (80310580)
キーワードヨーロッパ連合(EU) / 情報利用者の範囲 / 情報利用者のニーズ / アニュアル・レポート / 財務情報 / ディスクロージャー(開示)
研究概要

本年度は、本研究の最後の年度であるので,研究成果報告書を作成していない部分について,当該報告書を作成した。すなわち,アイルランドおよびギリシャ(武田),スエェーデン・フィンランド・デンマーク(木村),オーストリア・イタリア・ベルギー・ルクセンブルク(松田),オランダ・スペイン・ポルトガル・フランス(向)における情報利用者のニーズと財務報告を調査分析した。
これらによって,次の知見が得られた。
(1)財務情報の利用者はEUでも、投資者が最も重要である。しかし,国によっては従業員と税務当局が重要な情報利用者とされている。とくに,イギリス,アイルランド,オランダを除くEU諸国では税務当局が重視されている。
(2)財務報告は,企業の資金調達方法によって最も大きな影響を受け,とくに証券市場の発展程度によって,その発展が異なっている。
(3)EU諸国において公表されているアニュアルレポートの内容は,EU会社を指令により,基本的な財務情報の開示について調和化がはかられている.EUでは,コーポレート・ガバナンス等の情報開示に参考になる点が多い。

  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 武田 安弘: "アイルランド共和国における財務情報利用者のニーズと財務報告"経済管理研究所紀要(愛知学院大学). 第6号. 65-86 (1999)

  • [文献書誌] 武田 安弘: "ギリシャにおける情報利用者のニーズと財務報告"経営学研究(愛知学院大学). 第9巻第2号. 145-167 (1999)

  • [文献書誌] 木村 敏夫: "スウェーデンの情報利用者のニーズと財務報告"経営経営論集(名古屋経済大学・市邨学園短期大学). 第7巻第2号. 15-31 (1999)

  • [文献書誌] 向 伊知郎: "オランダにおける情報利用者のニーズと財務情報"経営管理研究所紀要(愛知学院大学). 第6号. 143-151 (1999)

  • [文献書誌] 向 伊知郎: "スペインにおける情報利用者のニーズと財務情報"経済学研究(愛知学院大学). 第9巻第2号. 211-219 (1999)

  • [文献書誌] 松田 修: "「イタリアにおける情報利用者のニーズと財務報告」"名古屋女子商科短期大学紀要. 第41号. 1-17 (2000)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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