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1998 年度 実績報告書

系統解析によるマメ-マメゾウムシ-寄生蜂群集の共進化的な生成過程の解明

研究課題

研究課題/領域番号 09041145
研究機関筑波大学

研究代表者

藤井 宏一  筑波大学, 生物科学系, 教授 (00114124)

研究分担者 MONGE J.P.  ツール大学, 農業生物実験研究所, 講師
HUIGNARD J.  ツール大学, 農業生物実験研究所, 所長
津田 みどり  九州大学, 農学部・付属生物的防除研究施設, 助手 (20294910)
徳永 幸彦  筑波大学, 生物科学系, 講師 (90237074)
嶋田 正和  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (40178950)
キーワードマメ / マメゾウムシ / 寄生蜂 / 群集 / 系統解析 / DNA分析 / 共進化
研究概要

マメ科植物-マメゾウムシ科-寄生蜂群集を対象に、構成種の「被食-捕食」関係がどのように共進化的に生成したのかを、被食者-捕食者双方の分子系統樹の対応関係から分析を試みた。今年度の種子の調査は、アジアではタイ(津田グループ)、バングラデシュ(徳永)、西アフリカではトーゴとベナン(ツール大学のMongeグループ)、カメルーン(徳永)、新大陸では米国アリゾナ(嶋田グループが1回、藤井グループが1回)、メキシコ(嶋田)にて行った。
採集したマメ科種子は、嶋田あるいはHuignardの実験室(ともに植物防疫の輸入許可付き)に持ち込み、羽化したマメゾウムシと寄生蜂の寄主を記録して標本にし、さらに生きた成虫をアルコール漬けにしてDNA分析試料とした。マメゾウムシの標本は協力者のC.D.Johnson(北アリゾナ大学・生物学教室・教授)へ、寄生蜂は協力者のCasas(ツール大学・農業生物実験研究所・教授)へ送り、それぞれ種を同定した。虫のアルコール漬け試料は、嶋田と津田がCox-I・Cox-II・ND5などのmtDNA領域を用いて、PCR-RFLP法とシーケンサのDNA情報により系統樹の作成を開始した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Yukihiko Toquenaga: "Taming Chaotic Dynamics in Gene-for-Gene systems" Acta Polytechnica Scandinavica. 91. 201-206 (1998)

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公開日: 1999-12-13   更新日: 2016-04-21  

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