研究課題/領域番号 |
09041159
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生態
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
和田 英太郎 京都大学, 生態学研究センター, 教授 (40013578)
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研究分担者 |
占部 城太郎 京都大学, 生態学研究センター, 助教授 (50250163)
杉本 敦子 京都大学, 生態学研究センター, 助教授 (50235892)
吉岡 崇仁 名古屋大学, 大気水圏科学研究所, 助手 (50202396)
藤田 昇 京都大学, 生態学研究センター, 助手 (50093307)
東 正彦 京都大学, 生態学研究センター, 教授 (40183917)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1999
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キーワード | シベリヤのタイガ / バイカル湖 / フブスグル湖 / 熱帯湿地林 / 水循環 / N_2O / δ^<18>O / δ^<13>C & δ^<15>N |
研究概要 |
同研究課題目の特定領域研究海外版として、特に寒帯・亜寒帯を中心とした調査研究を3年間に渡り実施した。主な研究成果は以下のようにまとめられる。 ヤクーツク・シベリヤタイガ i)植生の空間分布を水循環と関連づけることに成功した。 ii)個葉の光合成活性及びその水ポテンシャルの日変化を測定し、水ストレスとの関係について考察した。 iii)シベリヤのタイガの植生決定要因として土壌水分・葉のフェノロジー・光合成特性・水利用効率が重要であることを明らかにした。 バイカル湖 バイカル湖及び流入河川バルグジン川に沿って溶存有機炭素とその三次元蛍光の測定を行った結果、4つの水塊に区分されることが明らかとなった。全有機炭素に対する外来性有機物の寄与率を計算した。 フブスグル湖 i)動植物プランクトン、栄養塩の分布のデータベースを作成した。 ii)過去40年間に渡って湖の水位が上昇していることを明らかにした。 N_2O バイカル湖及びタイ国熱帯湿地林の溶存N_2Oの分子内同位体分布を測定し、その生成起源について明らかにした。 これらの成果は英文報告書としてまとめた。
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