研究課題/領域番号 |
09041180
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研究機関 | 滋賀医科大学 |
研究代表者 |
井上 康二 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (80213156)
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研究分担者 |
猿橋 康雄 滋賀医科大学, 医学部, 助手 (40273403)
牛山 敏夫 滋賀医科大学, 医学部, 助手 (10263055)
福田 眞輔 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (20028559)
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キーワード | paleopathology(古代理学) / Chinese(中国人) / rheumatoid arthritis(慢性関節リウマチ) / gout(痛風) / osteaithritis(変形性関節症) / hyperostosis(靭帯骨化症) |
研究概要 |
1 慢性関節リウマチ(RA) 本調査においては中国古人骨中にRA症例は見出さなかった。しかし、本邦縄文時代人骨中より1例見出した。 2 痛風 中国古人骨中には見出していないが、本邦縄文時代人骨中より一例見出した。 3 変形性関節症 変形性関節症は古人骨仲に高頻度に認めた。このうち変形性脊椎症、変形膝関節症は特に高率に存在した。中国古人骨と本邦古人骨を比較して、有病率は異なるものとして、変形性股関節症がある。古代中国においては、古代日本におけるよりも変形性股関節症有病率は高かった。変形性膝関節症も古代中国において高い傾向にあった。 4 靭帯骨化症 黄色靭帯骨化症、前縦靭帯骨化症は高頻度に認めた。
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