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1998 年度 実績報告書

フィリピン熱帯降雨林における民族植物学調査研究:新規薬用並びに有用遺伝資源の探索

研究課題

研究課題/領域番号 09041192
研究機関帝京大学

研究代表者

木下 武司  帝京大学, 薬学部, 助教授 (10107386)

研究分担者 田中 稔幸  岐阜薬科大学, 助手 (60137065)
飯沼 宗和  岐阜薬科大学, 助教授 (70082998)
キーワード民族植物学 / 薬用植物 / 遺伝資源 / 熱帯降雨林 / 伝承医学
研究概要

(1) 報告書の編纂
平成9年度にフィリピン共和国パラワン島において挙行した民族植物学調査結果について取りまとめ、報告書を編纂した。本報告の編纂は研究代表者を中心として日本、フィリピン両国の研究分担者の緊密な連携の下で行った。そのため、2名のフィリピン側研究分担者を招聘した。報告書は本研究と深く関連する国際学術研究を行っているグループに配布した。報告書に含まれる主な内容は次の通りである。
1. パラワン島の自然、風土に関する概説
2. セントポール地底川国立公園クレオパトラ山周辺、ウルガン湾周辺、イラワン・イワヒグ地区、アボラン周辺、タナバグバタック族部落において行った民族植物学調査研究の概要
3. 採集植物リスト(230種以上)および写真(60種以上)
4. フィリピンにおいて繁用される生薬の基原の解明とその実態調査結果の解析
5. 本学術調査において採集した試料を用いて行った研究成果の一部
(2) フィリピン側研究分担者の招聘
フィリピン側研究分担者2名(ドミンゴ・A・マドゥリド、マリベル・G・アゴオ)を2週間の期間で招聘し、最終報告書をまとめるための研究討議を行った。また、将来、本研究を更に展開することを念頭にいれ、岩槻邦男立教大学教授、加藤雅啓東大教授を始めとする関連研究分野で指導的な立場にある研究者を訪問し、意見交換を行い、この結果は報告書編纂に反映させた。

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公開日: 1999-12-13   更新日: 2016-04-21  

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