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1999 年度 実績報告書

新漢字コード系の研究

研究課題

研究課題/領域番号 09044008
研究機関京都大学

研究代表者

勝村 哲也  京都大学, 人文科学研究所, 教授 (50066411)

研究分担者 木島 文雄  京都大学, 人文科学研究所, 助手 (50243093)
冨谷 至  京都大学, 人文科学研究所, 助教授 (70127108)
金 文京  京都大学, 人文科学研究所, 助教授 (60127074)
池田 秀三  京都大学, 文学研究科, 教授 (40109062)
キーワードT3ケーブル / ekanji / ウェブ / 情報処理学会
研究概要

計算機を人文・社会科学に援用する際に発生する、多種の文字(漢字)を処理する技術を開発し、約6万5千字種の電子漢字(ekanji)を、当面ウェブ上に実装して、パーソナルコンピュータ上で文字(漢字)文献(古典並びに現代文献)を処理するためのソフトウエアを、豊富な経験と実績を有する内外の研究者間の協同により開発した。この際日本規格あるいは国際規格及び欧米・アジアの国家あるいは地域の規格あるいは標準計画への対応を重視し、漢字文化が生み出した膨大な文献の計算機利用のために克服しなければならない、所謂欠字問題の解決に端緒を開いた。また代表者勝村哲也は、漢字情報の国際流通に関する国際研究集会を京都、ウランバートル、ソウル、台北、バークレイ、サンディエゴで開催し、また2000年3月16日、第60回情報処理学会全国大会(拓殖大学、八王子)において、21世紀を展望した漢字問題を、パネルディスカッション形式で論じた。次に漢字情報の国際流通及びそのためのコードを含むアプリケーションソフトウェアの開発のため転送実験を、T3ケーブルを使ってバークレイ・台北間で行なった。さらに、本研究を発展させて、漢字文献共有、分配、交換をウェブ上で行なうための研究開発と、そうした研究者の活動を保障するための機構の設立のための共同事業の推進を、今後、チャールズ・ミュラー、謝清俊、謝瀛春、ルイス・ランカスター、ハウエイ・ランらと継続的に日本、中国、韓国、アメリカ等で行なう計画も、この研究を進めるなかで立案することができた。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 勝村 哲也: "人文社会科学ネット (HSSNeT) 支援知識モデルの構築"島根県立大学学報. 1号. 177-189 (2000)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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