• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1999 年度 実績報告書

短期留学生コースのための英語による基礎教育科目の開発(文化系科目を中心として)

研究課題

研究課題/領域番号 09044031
研究機関九州大学

研究代表者

西村 重雄  九州大学, 法学研究科, 教授 (30005821)

研究分担者 岡崎 智己  九州大学, 留学生センター, 助教授 (00264119)
石田 修  九州大学, 経済学部, 助教授 (40184527)
河野 俊行  九州大学, 法学研究科, 教授 (80186626)
橘高 由紀  九州大学, 法学研究科, 助手
キーワードモデル授業 / 教育メソッド / ティーチングマニュアル / 国際教育 / 相互教育
研究概要

平成11年度は、これまで3年間にわたって進めてきた研究の締めくくりの年度であったため、この年度は研究成果のとりまとめと成果発表、そして今後の研究発展に向けての下準備をおこなった。その中で特筆すべきは平成11年6月に開催されたモデル授業を中心とする中間まとめのための会合である。これは研究開始後2年間の成果を集約して、各共同研究者の手になる、現実に授業をする場合のメソッドを、抽象的な方法論のみならず、現実の授業の形で、共同研究メンバーが臨席する中、留学生を前にして実践し、すなわちモデル授業を行い、その後それについて共同研究メンバーと討議してメソッドについての意見交換を行う、という形の会合であった。これはおそらく我が国ではほとんど例のない形の、教育メソッドの研究会であったといい得るように思われる。そこでなされた議論をふまえ、各共同メンバーがそれぞれの専門分野について、開発した教育メソッドを一般に広く共有することを可能とすべく、そのメソッドをティーチングマニュアルの形でまとめて提出した。今回成果として提出するのはこれをとりまとめたものである。なお日本人メンバーも提出していることとスタイルの最小限の統一のため、編集作業をバウリング・ケンブリッジ大学教授とピニントン・アリゾナ大学助教授に依頼した。これは日米両国で出版して、開発されたメソッドをよりよくすべく世に問う予定である。またこれを土台に、今度は日本人学生と留学生の相互教育を、国際教育の形で展開するための基礎として生かしたいと考えている。

URL: 

公開日: 2001-10-23   更新日: 2015-06-16  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi