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1997 年度 実績報告書

サイバースペース上の英語による日本法センターの構築の研究-日本法の透明化の為に-

研究課題

研究課題/領域番号 09044032
研究種目

国際学術研究

応募区分共同研究
研究機関九州大学

研究代表者

柳原 正治  九州大学, 法学部, 教授 (60143731)

研究分担者 竹中 俊子  ワシントン大学, ロースクール・知的財産権研究センター, 助教授
早川 吉尚  立教大学, 法学部, 講師 (90287912)
角松 生史  九州大学, 法学部, 助教授 (90242049)
平井 文三  九州大学, 法学部, 助教授 (90284463)
河内 宏  九州大学, 法学部, 教授 (40037073)
キーワード日本法 / サイバースペース / 法律用語 / 法令
研究概要

本年度においては、主として次の二つの研究を進展させた。第一に、和英法律用語集の作成作業である。これについては、海外の研究分担者との協議に基づき、3年間の具体的な作業計画を作成した。それに基づき、本年度は、九州大学において、院生・学生の協力を得て、主として民事法、公法、国際取引法、国際法の分野について、日本語で書かれた学術書や判決などから、重要と見なされる法律用語を抽出し、それらに英訳を割り当てるという作業を行った。そのさい、名詞のみではなく、動詞形をもなるべく多く抽出するよう務めた。全体の計画の約半分程度は本年度中に完成した。残りの半分は来年度半ばまでに完成させ、次の段階(海外の研究分担者によるチェック作業、及び、九州大学LLMコースの授業での検討作業)へと進む計画である。この成果は、データベースとしてサイバスペース上に載せ、公開する予定である。第二に、日本の法令についての既存の英訳を集積するという作業を進めた。日本の法令の英訳は、関係官庁のみならず、個々の法律事務所、海外の研究期間など、多様な主体によって散発的に行われている。現在のところ、これらを網羅的に集積するウェッブ・サイトは存在しない。これには著作権の問題ももちろんからんでくる。本年度については、まず、既存の英訳がどれくらいあるかのかという基礎的作業を行った。また、公開方法の検討のため、試験的にホームページを解説し、ごく一部の法令の英訳を掲載した。第一の和英法律用語集とあわせて、将来的に計画しているサイバースペース上の日本法センター構築のための第一歩を踏み出したことになる。

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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