研究課題/領域番号 |
09044032
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研究種目 |
国際学術研究
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応募区分 | 共同研究 |
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
柳原 正治 九州大学, 法学部, 教授 (60143731)
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研究分担者 |
竹中 俊子 ワシントン大学, ロースクール・知的財産権研究センター, 助教授
早川 吉尚 立教大学, 法学部, 講師 (90287912)
角松 生史 九州大学, 法学部, 助教授 (90242049)
平井 文三 九州大学, 法学部, 助教授 (90284463)
河内 宏 九州大学, 法学部, 教授 (40037073)
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キーワード | 日本法 / サイバースペース / 法律用語 / 法令 |
研究概要 |
本年度においては、主として次の二つの研究を進展させた。第一に、和英法律用語集の作成作業である。これについては、海外の研究分担者との協議に基づき、3年間の具体的な作業計画を作成した。それに基づき、本年度は、九州大学において、院生・学生の協力を得て、主として民事法、公法、国際取引法、国際法の分野について、日本語で書かれた学術書や判決などから、重要と見なされる法律用語を抽出し、それらに英訳を割り当てるという作業を行った。そのさい、名詞のみではなく、動詞形をもなるべく多く抽出するよう務めた。全体の計画の約半分程度は本年度中に完成した。残りの半分は来年度半ばまでに完成させ、次の段階(海外の研究分担者によるチェック作業、及び、九州大学LLMコースの授業での検討作業)へと進む計画である。この成果は、データベースとしてサイバスペース上に載せ、公開する予定である。第二に、日本の法令についての既存の英訳を集積するという作業を進めた。日本の法令の英訳は、関係官庁のみならず、個々の法律事務所、海外の研究期間など、多様な主体によって散発的に行われている。現在のところ、これらを網羅的に集積するウェッブ・サイトは存在しない。これには著作権の問題ももちろんからんでくる。本年度については、まず、既存の英訳がどれくらいあるかのかという基礎的作業を行った。また、公開方法の検討のため、試験的にホームページを解説し、ごく一部の法令の英訳を掲載した。第一の和英法律用語集とあわせて、将来的に計画しているサイバースペース上の日本法センター構築のための第一歩を踏み出したことになる。
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