研究分担者 |
し 醒 同済大学, 工程力学及び技術研究所, 教授所長
飛田 潤 名古屋大学, 工学部, 助教授 (90217521)
藤本 勝成 東北大学, 大学院・工学研究科, 助手 (50271888)
植松 康 東北大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (60151833)
杉村 義広 東北大学, 大学院・工学研究科, 教授 (90206425)
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研究概要 |
本研究では,軟弱地盤に建つ超高層構造物を対象として,地盤の逸散減衰を考慮した風応答解析モデルを作成することを目的としている。具体的には,世界最大規模の超高層構造物が現在数多く設計・建設されている中国・上海市を研究対象に選び,同市にある同済大学と共同で調査・研究を進めている。本年度は,地盤の逸散減衰および構造物の動的応答解析モデルを作成するための基礎資料を得るため,日本側の研究代表者および分担者5名が上海を訪れ,以下の項目に関する調査・研究を行った。中国における耐風設計に関わる基準等の収集と設計荷重・設計クライテリアに関する日中比較 (1)中国における気象観測の現状調査と上海市における気象データの収集および分析 (2)上海市の地盤データの収集および分析 (3)上海市において現在建設が進められている大規模工事(上海金茂ビル,森ビル,浦東国際空港など)に関する設計資料の収集 (4)地盤の逸散効果とそのモデル化に関する技術的情報の収集
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