研究分担者 |
永田 治樹 図書館情報大学, 図書館情報学部, 教授 (40124200)
杉本 重雄 図書館情報大学, 図書館情報学部, 教授 (40154489)
山本 毅雄 図書館情報大学, 図書館情報学部, 教授 (80011584)
山本 順一 図書館情報大学, 図書館情報学部, 教授 (80210532)
平賀 譲 図書館情報大学, 図書館情報学部, 助教授 (80165167)
阪口 哲男 図書館情報大学, 図書館情報学部, 助教授 (10225790)
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研究概要 |
現在,世界各国でディジタル図書館の研究開発が進められている。インターネットの国際的な広がりを考えればディジタル図書館における国際間での協調的利用が重要であることは言うまでもない。しかしながら,電子化文書,メタデータ,情報アクセスと利用者支援の方式といったディジタル図書館の国際的な協調的利用を実現する上でキーとなる項目に関する国際的な観点からの研究は十分に進められていない。こうした背景の下,本研究は国際学術研究として開始したもので,本学を中心として,ディジタル図書館に関する研究が盛んなラフバラ大学(Loughborough University,英国)とミシガン大学(University of Michigan,米国)を中心として図書館情報学関連の研究者が連係し,国際間でのディジタル図書館の相互利用のための種々の問題に関して議論し,問題点を明らかにすることを目的として研究を進めた。そのため,平成9年11月,同11年9月ほかに開催した国際シンポジウム等の機会を利用して研究分担者,研究協力者を含む研究者が集まり意見交換を行った。 本研究では,附属図書館において稼動させているディジタル図書館システムを基礎にしたサブジェクトゲートウェイ間の国際的な協力や,本学では我々の開発した多言語ブラウザ(MHTML)の応用を中心に研究を進めた。その成果の一つとして,インターネット上の情報資源のためのメタデータ規則として有力なDublin Coreの流通のために重要な役割を果たす多言語メタデータレジストリにおいてMHTMLの利用を進めている。また,国際間でのサブジェクトゲートウェイの協力を進める会合等に参加するして,国際間での情報アクセスに関する問題点,多言語による情報アクセスに関する問題点等について我々の経験を述べるとともに意見交換を行った。
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