研究課題/領域番号 |
09044137
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
魚本 健人 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (80114396)
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研究分担者 |
畑中 重光 三重大学, 工学部, 助教授 (00183088)
武若 耕司 鹿児島大学, 工学部, 助教授 (10155054)
芳村 学 東京都立大学, 工学部, 教授 (20210768)
睦好 宏史 埼玉大学, 工学部, 教授 (60134334)
上田 多門 北海道大学, 工学部, 助教授 (00151796)
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キーワード | コンクリート / モデルコード / アジア / 限界状態設計法 / 耐久設計 / 性能照査 |
研究概要 |
本研究はアジア諸国のコンクリート構造物の設計・施工のためのモデル・コードを作成することを目的とした研究であって、主に東南アジア諸国の研究者と共同で実施している研究である。本研究の活動成果は、既に各種の国際会議で発表しているが、特徴的なことは、世界で初めての性能規定型の新しい考え方に基づいたコンクリート構造物のモデル・コードの作成を行っていることである。この研究は主にインターネットを利用して、各国から誰でもアプローチすることが出来だけでなく、大きな問題点に関しては年に2回(第1回目:ジャカルタ、インドネシア、第2回目:台北、中華民国)づつ開いている会合時に意見の調整を行っている。 本研究は、報告書に記載されている研究者以外にも数多くの研究者が参加して実施されているが、その多くは会合を開いた地域の研究者が一時的に参加した結果であり、この方法が当研究のPRにもなっている。この成果を基に自国のコードを作成することになっている国もあり、多くの国がその成果に注目している。次年度では第2次ドラフトを完成させる予定である。
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