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1997 年度 実績報告書

固体フッ素化高分子の完全構造解析の方法論の開発と構造-物性・機能の関係の解明

研究課題

研究課題/領域番号 09044145
研究機関東京工業大学

研究代表者

安藤 勲  東京工業大学, 工学部, 教授 (20016637)

研究分担者 WEBB Graham  University of Surrey, 教授
HARRIS Robin  University of Durham, 教授
黒子 弘道  奈良女子大学, 生活環境学部, 助教授 (20221228)
キーワード固体NMR / 19FNMR / フッ素化高分子 / NMR化学シフト / 電子状態 / 化学構造
研究概要

安藤・黒子両名が8月にイギリス サリ-大学に行きWebbおよびHarris教授と会合し、共同研究課題である「固体フッ素化高分子の完全構造解析の方法論の開発と構造-物性・機能の関係の解明」の内容を詳細に議論し、研究目的の内容を明確にするとともに、3つの研究グループの研究進行状況、安藤グループはフッ素化ポリペプチドの固体^<19>FNMR法の開発経過と測定データおよび構造解析の結果、Harrisグループはフッ素化オレフィンの固体^9NMR法の開発と測定データの結果、Webbグループは^<19>FNMR化学シフト理論の開発とその結果を報告し、それらについての議論を行った。それらの議論から本研究計画の発展の見込みを見い出し、今後の実験、理論解析についての方針を検討した。9月にWebb教授、10月にHarris教授が別々に東京工業大学に来て、8月以降の研究成果をセミナーにて発表し、議論を行い、共同研究の意義を確認した。それ以降は個別に電子メールを用いて研究成果を報告しあい、議論を行った。本年度は固体^<19>NMR法またNMR化学シフトの優れた方法論を確立したことと実際にいくつかのフッ素化高分子に応用し成功をしたことを成果として得た。これらの成果にもとずいて次年度ではいくつかのフッ素化高分子の構造解析に応用し、構造-機能の関係に解明に発展させることを3つの研究グループで確認しあった。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] I, Ando G, A, Webb: "NMR Chemical Shift and Electronic State" Solid State NMR of Polymers. (印刷中). (1998)

  • [文献書誌] R, K, Harris: "19FNMR of Fluoro Polymers" Solid State NMR of Polymers. (印刷中). (1998)

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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