研究課題/領域番号 |
09044191
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研究機関 | 鹿児島工業高等専門学校 |
研究代表者 |
平田 登基男 鹿児島工業高等専門学校, 土木工学科, 教授 (40038112)
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研究分担者 |
COSSU Raffae カリアリ大学, CISA, 教授
山内 正仁 鹿児島工業高等専門学校, 土木工学科, 助手 (40239843)
前野 祐二 鹿児島工業高等専門学校, 土木工学科, 助教授 (20190316)
松藤 康司 福岡大学工学部, 土木工学科, 教授 (40078663)
藤崎 恒晏 鹿児島工業高等専門学校, 一般科目, 教授 (50044623)
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キーワード | 最終処分場 / 廃棄物 / 浸出水 / ライニングシステム / 液状化 / 環境汚染 / 跡地利用 / 発生ガス |
研究概要 |
今年度は本研究目的を達成するために、次の項目について主に調査・研究した。 ・処分場現地調査地点(福岡市東区F処分場)にて発生ガスや浸出水に関する観測データを収集し、それらの物理及び化学的特性の把握とその発生メカニズムについて既存のデータを整理し、詳細に検討中である(松藤・山内) ・両国のライニングシステムについて、資料収集及び現地調査(日本・福岡、イタリア・カリアリ&イモラ)を進め、浸出水に因る環境汚染防止対策効果の観点から比較検討を行い、それらの特徴や問題点を整理し、平成9年度土木学会西部支部研究発表会にて発表した(平田・前野・山内) ・日本における処分場の地震時液状化の安定性を、現地及び室内にて実施した材料実験データで解析中である。また、互いに自国の既存の関連データを交換し、両国の液状化防止策の現状と問題点を比較検討するため資料収集を進めている(藤崎・前野) ・処分場周辺地域の環境汚染防止対策の現状調査のため、平成9年8月02日から8月19日まで、イタリア・カリアリのカルボニア最終処分場及びイタリア・イモラのイモラ最終処分場を訪問し、現地調査及び資料収集を行い、両国方式の長所・短所を明確化した。加えてイタリアの社会的、歴史的背景にも視点を向けた(平田) ・処分場跡地の土地利用状況を、文献収集より調査中である(平田) ・共同研究計画の詳細な打ち合わせとイタリアの情報の収集、及び現地調査の目的のため先に述べた期間(H9,8,02〜8,19)イタリアに出張した(平田)
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