研究課題/領域番号 |
09044192
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研究機関 | 国立教育研究所 |
研究代表者 |
山田 達雄 国立教育研究所, 国際研究・協力部, 部長 (90047887)
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研究分担者 |
ARAKAKI Shar Minnesota Teacher Network, Principal
山本 博信 産能大学, 講師 (70211646)
永野 和男 静岡大学, 情報学部, 教授 (60107224)
堀口 秀嗣 国立教育研究所, 教育情報・資料センター・教育ソフト開発研究室, 室長 (70103702)
吉田 孝 国立教育研究所, 教科教育研究部・芸術教育研究室, 室長 (90158452)
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キーワード | インターネットの教育利用 / 情報化教員研修 / 研修戦略 / メンター・ティーチャー |
研究概要 |
昨年度にインターネット引き続きインターネットへの学校への導入と活用に関して日米共同研究を行った。本年度は州レベルで教育にネットワークをどのように対応した対応に問題を限定して州レベルでの教員研修及び生徒のクラブ活動あるいはボランティアとしてのネットワークサポート活動の実際を観察した。9月にミネソタ州(ミネアポリス)、11月にハワイ州(オアフ島及びマウイ島)を調査した。ハワイ州は教育の情報化がきわめて早い段階で整備され、カリキュラムに統合した使用が実際に行われる段階に達していた。それに対し、ミネソタ州では卒業基準に合わせた教育の実施を前にして、遅ればせながら積極的にかつ果敢な施策が実施されている。いずれの州も興味深い情報化に対する教育対応を行っていたが、今回のレポートではハワイ州のケースを詳細にたどり、35万人の生徒・学生へのネットワークサービスを普及するためにとられた戦略から、多くの示唆を得ることができる。研究の最終年度に当たるので、ハワイ州のケースを記録・分析した最終報告書を刊行した。同時に、わが国のインターネット利用に関し、教材開発の実験並びに教員研修方法の実験を紹介した。最後に、わが国で学校にインターネットを導入する場合に考慮すべきことを提言にまとめた。
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