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1999 年度 実績報告書

多チャンネル中性粒子分析器と高性能ペレットを組み合わせた高速イオンの振舞の研究

研究課題

研究課題/領域番号 09044194
研究機関核融合科学研究所

研究代表者

須藤 滋  核融合科学研究所, 大型ヘリカル研究部, 教授 (50142302)

研究分担者 岡村 昇一  核融合科学研究所, 大型ヘリカル研究部, 教授 (60115540)
井口 春和  核融合科学研究所, 大型ヘリカル研究部, 助教授 (40115522)
尾崎 哲  核融合科学研究所, 大型ヘリカル研究部, 助手 (50183033)
江尻 晶  東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (30249966)
森田 繁  核融合科学研究所, 大型ヘリカル研究部, 助教授 (80174423)
キーワード大型ヘリカル装置(LHD) / プラズマ / 複層構造ペレット / CHS装置 / リチウム内蔵ハイドロカーボン複層構造ペレット / 飛行時間方式中性粒子分析計測 / 較正 / イオン源
研究概要

昨年度よりLHDが稼働し、空間単チャンネルの飛行時間方式中性粒子エネルギー分析器を実機に導入し初期データを収集できた。また水平駆動を可能にすることによりLHDプラズマの理解を深めることができた。飛行時間方式中性粒子エネルギー分析器は調整が複雑なためフラスカチ研究所の経験豊富な研究協力者の支援を仰いできた。解析に関しては分析器の較正を担当したフラスカチ研究所の研究者を交えて行い、正確な解析を進めてきた。その結果4keVのイオン温度を測定でき、NBIおよびICRHプラズマにおける高速イオンの空間的挙動を明らかにできた。また、長時間放電にも適応できるようになった。
また、日本側およびロシア側では高性能多層構造ペレット装置の開発がCHSを中心に進められLHDへの開始した。第3サイクルの後半には、数ショットではあるがペレット入射および不純物輸送に関するデータを取得できた。CHSではこの手法でイオン輸送係数を求めることができ理論的値と比較がなされた。LHDはショット数も少ないこともあって十分な比較がまだなされていないが、初期の実験は概ね順調に進んでおり今後の実験に大いに期待できる。

  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] Ozaki T. et al: "High Engergy Neutral Particle Measurement System in LHD"Review of Scientific Instruments. (2000)

  • [文献書誌] Ozaki T. et al: "Preliminary Results of the Neutral Particle Measurements in Large Helical Device"J. Plasma Fusion Res.. (2000)

  • [文献書誌] S. Sudo et al: "Particle Transport Study with Tracer-Encapsulated Solid Pellet Injection"Reserch Report NIFS Series. NIFS-560. (1998)

  • [文献書誌] K. V. Kholopenkov and S.sudo: "Production and acceleration of tracer encapsulated solid pellets for transport diagnostics"Review of Scientific Instruments. 69・9. 3194-3198 (1998)

  • [文献書誌] S. Sudo et al: "Particle Transport Study with Tracer-Encapsulated Solid Pellet Injection"IAEA-CN-69/EXP1/18.

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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