• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1997 年度 実績報告書

組換えに関する染色体構造の機能解析

研究課題

研究課題/領域番号 09044239
研究種目

国際学術研究

応募区分共同研究
研究機関国立遺伝学研究所

研究代表者

田中 茂生  国立遺伝学研究所, 細胞遺伝研究系, 助手 (10281586)

研究分担者 太田 力  国立遺伝学研究所, 細胞遺伝研究系, 助手 (10290892)
小川 智子  国立遺伝学研究所, 細胞遺伝研究系, 教授 (80028208)
THOMA Fritz  スイス連邦工科大学, 細胞生物部門, 教授
CEDAR Howard  Hebrew大学, 医学部, 教授
キーワードクロマチン / 組換え遺伝子 / テロメア
研究概要

太田は組換えとDNA修復に関与している、Rad50-Mre11-Xrs2蛋白複合体の生化学的研究を進め、Mre11蛋白質の性質について、米国でおこなわれたFASEBミーティングで報告した。そこで、研究協力者であるリヒテン博士等を話し合い、Mre11蛋白質が活性サブユニットであるという考えを強くし、Mre11蛋白質のヌクレアーゼ活性、DNA結合性とその部位、また、Rad50蛋白質の結合部位を明かにした。
シダ-博士を迎え、我々が解析した組換えのhot spot領域のクロマチン構造とRAD50遺伝子がテロメアの維持に関与している報告について、ディスカッションをおこなった。その結果、組換えのhot spot領域はヌクレオソームの無い領域であること、蛋白質の結合をみるにはクロスリンクの実験が有効であるという結論に達した、また、RAD50遺伝子がテロメアの維持に関与しているなら、蛋白複合体をなすMre11蛋白質もまたテロメアの維持に関与しており、活性サブユニットでありDNA結合性をもつMre11蛋白質のテロメアに対する働きを調べる必要があるという結論に達した。そこで、MRE11の研究を進めた結果、Mre11蛋白質もテロメアの維持に関与しており、in vivoのクロスリンクの実験より、体細胞分裂期ではテロメアに減数分裂期では組換えのhot spot領域に結合していることが分かった。現在、Mre11蛋白質のテロメア領域への結合ドメインの同程が完了し、各々のドメインを欠いた変異株のテロメアの長さを調べている。現在、田中がMre11蛋白質のテロメアの維持の機構を調べる手段として、in vitroのテロメア伸長反応系を習得すべく、米国UCSFブラツクバーン博士の研究室におもむいている。

  • 研究成果

    (7件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (7件)

  • [文献書誌] Tanaka, S.: "Chromatin structure of the yeast URA3 gene at high rsolution provides insight into structure and positioning of nucleosomes in the chromosomal context" J.MOl.Biol.257. 919-934 (1996)

  • [文献書誌] Marsolier.M.-C.: "Reciprocal interferences between nucleosomal organization and transcriptional activity of yeast SNR6 gene" Genes & Dev.9. 410-422 (1995)

  • [文献書誌] Shinohara, A.: "Stimulation by Rad52 of yeast Rad51ーmediated recombination" Nature. 391. 404-407 (1997)

  • [文献書誌] Shinohara, A.: "S.cerevisiae recA homologues RAD51 and DMC1 have both distinct and overlapping roles in meiotic recombination" Genes to Cells. 2. 615-629 (1997)

  • [文献書誌] Wakasugi, T.: "Complete nucleotide sequence of the chloroplast genome from the green alga Chorella vulgaries: The existence of genes possibly involved in chroroplast division" Proc.Natl.Acad.Sci.USA. 94. 5967-5972

  • [文献書誌] Ogawa, T.: "DNAとその結合蛋白質複合体の観察法" 細胞工学. 16(7). 1054-1069

  • [文献書誌] 小川 智子: "組換え機構、シリーズ・ニューバイオフィジックス 遺伝子の構造生物学,嶋本伸雄,郷通子編" 共立出版., 190 (1997)

URL: 

公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi