研究課題/領域番号 |
09044289
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研究種目 |
国際学術研究
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 共同研究 |
研究分野 |
薬理学一般
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研究機関 | 国立循環器病センター |
研究代表者 |
眞崎 知生 国立循環器病センター研究所, 所長 (60009991)
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研究分担者 |
沢村 達也 国立循環器病センター研究所, バイオサイエンス部, 室長 (30243033)
VANHOUTTE P. Institut de Recherches Internationales S, 副所長
VANE J. St. Bartholomew's Hospital Medical Colleg, 教授
VANE John St.Bartholomew's Hospital Medical College, Professor
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研究期間 (年度) |
1997 – 1998
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キーワード | エンドセリ / エンドセリン受容体 / エンドセリン受容体拮抗薬 / エンドセリン変換酵素 / 国際薬理学連合受容体委員会 / 国際エンドセリン会議 |
研究概要 |
本研究計画の目的は、世界のエンドセリン研究を進展させ、その方向性を定めることである。特に、国際薬理学連合受容体命名委員会とその小委員会の活動を通じ、また個人レベル、学会レベルの活動を通じて情報を収集、2年毎に開催される国際エンドセリン会議に集約させることを行った。本年度は、ドイツ・ミュンヘンにおける国際会議と委員会、イタリア・パドバ、オーストラリア・ケアンズ、米国・ダラズ、米国・ロスアンジェルスにおける国際会議に出席、エンドセリン関連情報の収集、討論を行った。さらに過去7年間にわたるこれらの活動から、国際薬理学連合受容体命名委員会の統括として概要を本年度出版した。そのエンドセリン受容体の章は、本研究計画の集約である。 エンドセリン研究の現状に関しそは、心血管系については生理的にはエンドセリンが内皮から分泌された後、内皮自身に働き弛緩因子を分泌させる作用の方が平滑筋に働いて収縮を起こさせるより優位であるようである。病的状態では収縮作用の方が強く出るようである。特に異所性に産生されるエンドセリンが臨床症状を増悪させる。様々な今後の問題があるが、エンドセリン拮抗薬をどのように使うかが多くの研究者の当面の問題である。
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