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1997 年度 実績報告書

ヒト型抗毒素モノクローナル抗体の開発と臨床効果の評価

研究課題

研究課題/領域番号 09044297
研究機関大阪大学

研究代表者

杉本 央  大阪大学, 微生物病研究所, 助教授 (20142317)

研究分担者 孟 筱埼  中国衛生部蘭州生物生品研究所, 副教授
橋爪 秀一  森永生科学研究所, 所長
高橋 元秀  国立感染症研究所, 細菌血液製剤部, 主任研究員 (00216764)
小崎 俊司  大阪府立大学, 農学部, 助教授 (10109895)
松田 守弘  甲子園大学, 栄養学部, 教授 (20029771)
キーワード破傷風 / ジフテリア / ボツリヌス中毒症 / 抗毒素 / ハイブリドーマ / ヒト型モノクローナル抗体
研究概要

平成9年度において、日本側から中国へ延べ5名の研究者を派遣し、中国側から日本へ2名の研究者を招聘して、研究計画および研究の進展状況に即応した協議を積み重ねることによって、以下の実績を挙げることができた。
1.中国においてヒト型モノクローナル抗体を新規医薬品として登録することに必要とされている23項目のうち重要かつ迅速に行えるものとして、平成9年度においては純度・力価・特異性の3点に焦点をしぼって研究を進めることで合意に到達した。
2.中国蘭州生物生品研究所の現地調査に基づき、試験的抗体産生方法としては、培地循環式連続培養法が最も適当な方法であるとの結論に達した。
3.日本国森永生科学研究所で試験的に製造したヒト型抗破傷風モノクローナル抗体G2とG6について、中国側で純度・力価・特異性試験を実施した。北京検定所蘭州研究所の結果はいずれも力価・特異性には問題純度をは無いが、純度をさらに上げるために抗体の精製方法に改良を加える必要があることが明らかにされた。
4.ヒト型抗ボツリヌスおよび抗ジフテリア毒素産生ハイブリドーマ株の樹立に向けて、蘭州研究所と森永研究所の間でミエローマ株の譲渡に関する契約交渉が現在進んでいる。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Morhiro Matsuda: "Motor neurons (tetanus and botulinumtoxins).In Site-specific neurotoxicity." Harwood Academic Publishers(in press), (1998)

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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