研究課題
国際学術研究
マガダン教育大学、アラスカ大学、ジェームズクック大学から、各1名の研究者を招へいし、本道のへき地教育や遠隔教育の現状について調査研究の機会を提供すると同時に、招へい研究者の報告を中心としたワークショップを、上記3大学地域別(9月、1月、2月)に、本学僻地教育研究施設主催で開催し、研究分担者と学内外の参加者とともに質疑討論を行った。また、ジェームズクック大学に2人、マガダンに1人、アラスカに1名の本学研究分担者を派遣し、3地域の現地調査を行ない資料収集するとともに、現地関係者と研究交流を行なった。出張期間が短く、今年度は、大学とその近郊での資料収集と研究交流が中心となったが、初年度の研究として収穫の多い1年であった。オーストラリアでは、離島や内陸部に点在する先住民集落の学校教師の研修・資格向上プログラムとしてのRATEPに関する資料収集と研究交流を行なった。アラスカでは、IDEANETという教育情報通信システムについて調査し、小規模な小中高併置校の多いアラスカ州での活用の意義と課題について研究を進めた。マガダンでは、通信教育によるへき地小規模校教師の研修資格向上システムを中心に資料収集と研究交流を行った。
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