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1997 年度 実績報告書

生涯スポーツ促進に関する日独比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 09045008
研究種目

国際学術研究

応募区分大学協力
研究機関奈良教育大学

研究代表者

木村 真知子  奈良教育大学, 教育学部, 教授 (60144630)

研究分担者 KARLーH. Bett  ハイデルベルク大学, スポーツ科学部, 教授
KLAUS Roth  ハイデルベルク大学, スポーツ科学部, 教授
高橋 豪仁  奈良教育大学, 教育学部, 助教授 (40206834)
若吉 浩二  奈良教育大学, 教育学部, 助教授 (30191729)
小野 桂市  奈良教育大学, 教育学部, 教授 (00027864)
キーワード生涯スポーツ / ドイツ / 学校体育 / 地域スポーツクラブ
研究概要

1.地域社会スポーツと学校体育の関係に関する日独比較研究
ドイツではフェラインと呼ばれる地域スポーツクラブが発達していて、あらゆる年齢層の人々が好きなスポーツ種目を地域社会の中で楽しむ機会をもっている。しかし、フェラインが学校体育に先行するため、多面的なスポーツ経験のないまま早い時期に一つの種目に専門化するケースが多く、生涯スポーツ促進の観点から問題視されている。そこで近年では、スポーツ種目毎の縦割りではなく、包括的な運動経験を保証する子供向けの指導案がフェライインと学校の代表者によって作られ、実施に移されようとしている。日本では目下学校教育のスリム化が図られているが、学校と地域社会を包括する生涯スポーツ・コンセプトのないまま、それが進められるとしたら、実のない改革になってしまう危険性がある。
2.市民のライフスタイルと健康・体力・運動能力の日独比較研究
単純化して言えば、ドイツの生涯スポーツはフェライン中心型であり、日本のそれは学校中心型である。この両者の違いは、市民のライフスタイルや健康・体力・運動能力にどのような形で表れるのか。現在、調査項目をハイデルベルク大学と奈良教育大学との間で調整中であるが、このような実証的研究はこれからの生涯スポーツのあり方を考える上で必要不可欠であろう。

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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