研究課題/領域番号 |
09045011
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研究機関 | 福岡県立大学 |
研究代表者 |
阿部 洋 福岡県立大学, 人間社会学部, 教授 (40000046)
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研究分担者 |
呉 康寧 南京師範大学教育科学院, 教授
朱 小蔓 南京師範大学, 副学長
森山 沾一 福岡県立大学, 人間社会学部, 教授 (20122864)
清田 勝彦 福岡県立大学, 人間社会学部, 教授 (60071726)
李 秀英 福岡県立大学, 人間社会学部, 助教授 (40254643)
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キーワード | 農村教育 / 教育普及 / 教育現代化 / 9年制義務教育 / 成人職業教育 / 中途退学 / 青少年非行 / 希望工程 |
研究概要 |
1. 福岡県立大学チームは、6月中〜下旬にかけて福岡県八女市および福岡市の小・中学校6校を訪問、子どもおよびその保護者を対象にアンケート調査を実施した(回収数は合計1,600、回収率は子ども99.2%、保護者80.2%)。調査実施後直ちに調査データの集計作業に着手し、9月初旬までに粗集計を終了した。 2. これをうけて、その年秋に予定される南京訪問の準備として、福岡県立大学チームは学外の専門家をも招いて福岡・八女調査のデータの検討会を開催、その調査データをかつて実施した江蘇省南部地区や福岡県田川市の調査結果と比較検討した。 3. 同じ頃南京師範大学チームも、調査対象地域たる江蘇省北部地区の〓陰市および泗陽県の小中学校において同様の趣旨のアンケート調査を実施した。現在、その調査データの集計作業が進行中で、近く完了の予定である。 4. 福岡県立大学チームは、10月初〜中旬南京を訪問、南京師範大学研究チームとともに八女・福岡区調査のデータの集中的な検討を行い、その後このたび調査対象地域の蘇北〓陰市および泗陽県の教育行政機関および小・中学校を歴訪、各分野の専門家からの意見聴取を行い、関連資料の収集にあたった。 5. 南京での討議結果を踏まえ、本調査研究の中間報告書(『日中両国における教育・扶養意識の比較研究-福岡県の場合を中心に-』)を本年度末までに公刊の予定である。同報告書には福岡県立大学メンバーおよび協力者による論文6篇のほか、南京師範大学メンバーからの特別寄稿3篇も収録される (A4版150ページ)。
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