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1998 年度 実績報告書

東アジアにおける近代化と社会開発に関する多角的研究

研究課題

研究課題/領域番号 09045023
研究機関大阪教育大学

研究代表者

荒木 武司  大阪教育大学, 教育学部, 教授 (20116148)

研究分担者 裴 光雄  大阪教育大学, 教育学部, 助教授 (60263357)
元村 直靖  大阪教育大学, 教育学部, 教授 (80190974)
キーワード社会開発 / 教育 / 住宅 / 医療保険 / 社会保障 / 財源問題
研究概要

本年度は、まず4月下旬にタイから共同研究者を招聘し、タイの地域問題を日本のそれとの比較研究という視点から、関連諸機関(附属天王寺小・中学校、松下電器産業、ナニワ企業団地等)を訪問し、資料収集・ヒアリング調査を行った。さらに、本学に於いて「社会開発研究会」を開催し、タイ共同研究者との学術交流を実施した。学術交流では当該の研究メンバーだけでなく、本学の数多くの教官・院生・研究生が参加し、活発な意見交流がなされた。
日本側研究者の派遣は10月末から11月中旬にかけて、2週間にわたって実施され、昨年度と同様、タイ教育省、住宅公社、衛生省、労働福祉省、JICA等の諸機関を訪問し、聞き取り調査・資料収集を行った。タイにおける社会開発の現状を4つの部門、すなわち、教育・住宅・医療保健・社会保障に焦点を当て、(1)各部門の行政制度機構の基本的特徴、(2)各部門の開発・改革の歴史と現状、(3)各部門の財源問題、(4)各部門における中央政府と地方政府の関係等を研究調査対象とした。各部門を管轄する行政組織の上述の項目に関する基本的見解を把握し、貴重な一次資料の提供を受けた。
さらに、本年度は現地の現場(タイの小学校、農村の病院・保健センター、職業専門学校等)を訪れ、実態調査を行った。各現場の実態調査では、施設・設備の見学、担当者からの説明・レクチャーを受け、活発なディスカッションが行われた。

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公開日: 1999-12-13   更新日: 2016-04-21  

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