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1999 年度 実績報告書

ボーダレス社会の到来と欧米型刑事司法の諸問題-米国と日本

研究課題

研究課題/領域番号 09045028
研究機関立命館大学

研究代表者

大河 純夫  立命館大学, 法学部, 教授 (10066730)

研究分担者 上田 寛  立命館大学, 法学部, 教授 (90093195)
生田 勝義  立命館大学, 理工学部, 教授 (20066731)
市川 正人  立命館大学, 法学部, 教授 (10184615)
薬師寺 公夫  立命館大学, 法学部, 教授 (50144613)
大久保 史郎  立命館大学, 法学部, 教授 (90066720)
キーワードボーダレス社会 / 犯罪 / テロ組織 / マフィア / ポスト冷戦期 / 刑事司法
研究概要

欧米や日本など先進工業諸国は、ポスト冷戦期、ボーダレス社会の到来によって、共通に各種のテロ組織・新マフィアの暗躍、難民の大量流入に関連する諸犯罪と社会不安に直面している。これらは国家的な枠組みを超える性格を持ち、宗教・民族対立、ソ連・東欧諸国の経済崩壊、中国経済の混乱、第三世界の貧困等を背景とするものであるが、この新しい犯罪現象により伝統的な刑事司法システムとくに西欧型のそれは正面からの挑戦を受け、社会システム全体の動揺とあいまって、問題解決への新しいアプローチの開発を迫られている。
本研究は問題関心を同じくする日米研究者の共同研究を通じて、問題の規模と性格を解明し、倫理上・政策上の課題とその解決に向けた理論的・法政策的な枠組みを構築することを目指している。
本年度については、初年度(平成9年度)以降の共同研究を取りまとめ、検討報告書案を作成することを主要な課題とし、報告書案をめぐり、双方の中心的な研究者の参加するとりまとめの研究会を9月にワシントンで開催した。この研究会での検討結果をも踏まえ、現状分析、理論的考察、政策的な提起を双方でとりまとめ、当面日本語で出版することを計画し、原稿の依頼を行っている。

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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