研究課題
中国等離子体物理研究所からは羅家融、龍先祖、辜正茂の三人がNIFSを訪問した。羅家融は現在合肥等離子体物理研究所のデータ処理の責任者として将来のHT-7U装置のデータ処理を設計している。今回は、核融合科学研究所の中西秀哉とLHDデータ処理システムのソフト制作を進めた。辜正茂は核融合科学研究所においてLHD及びCHS大型閉じこめ装置の真空と壁処理につき研究し、合肥等離子体物理研究所におけるHT-7Uの真空責任者として参考となるデータを採取した。龍先祖は、森田繁等とともに不純物ペレットの開発研究及びLHDでの分光実験を行った。日本からは、野田信明、後藤基志、足立圭三、が訪中した。野田信明は合肥等離子体物理研究所の李健剛とともにHT-7Uにおける高Z材の試験に関する議論を行った。また西南物理研究院研究院を訪問しHL-2Aにおける高Z材使用に関して議論した。後藤基志は等離子体物理研究所にて超音速分子ビームによる粒子補給に関する研究を行った。足立圭三と渡利徹夫は蘭州の近代物理研究所と西北師範大学、北京の物理研究所と精華大学と原子能研究所と応用物理と計算数学研究所と北京科学技術大学、上海の高効率激光国家実験室と上海精密機械研究所を訪問し、拠点方式国際交流への応募のための準備として、過去に交流が少なかった炉工学を含む研究分野での研究交流の可能性を調査した。
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