研究分担者 |
LEWIS Mike ピッツバーグ大学, 情報学大学院, 準教授
RASMUSSEN Ed ピッツバーグ大学, 情報学大学院, 準教授
阪口 哲男 図書館情報大学, 図書館情報学部, 助教授 (10225790)
平賀 譲 図書館情報大学, 図書館情報学部, 助教授 (80165167)
田畑 孝一 図書館情報大学, 図書館情報学部, 教授 (50026085)
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研究概要 |
本研究では、本学で開発を進めている多言語文書のブラウジングツールを利用して、ディジタル図書館への国際アクセスのための多言語文書利用環境の研究開発と、マルチメディア情報を利用した多言語情報の提供やレファレンスサービスなどディジタル図書館への国際情報アクセス支援環境に関する研究を進めている。 現在の非英語圏への情報アクセスおよび非英語圏からの情報発信の主要な問題点は、インターネット上の情報アクセスと提供のためのツールが多言語に対応していないこと、多言語環境を構築しようとしても実現のためのコストがかかり過ぎることである。本研究では、WWWビューワ(Netscape)とJava言語を用いて開発した多言語文書ブラウザ(MHTMLブラウザ)を利用して、自国語による国際的な情報提供環境の構築を進めている。平成10年度はこれまでに開発したMHTMLの機能拡張を進め,テキスト入力機能を実現した。また,この機能を利用した多言語テキスト検索システムの実現を進めた。これらについてはギリシャで開催されたディジタル図書館国際会議(ECDL2)他で成果を発表した。また,MHTMLを利用した日本の昔話の多言語ディジタル文庫の機能を拡張した。 また,Pittsburgh大学より研究分担者のEdie Rasmussenを招いた。Rasmussenとはペンシルバニア州で進められているPEN-DORプロジェクトなどに関する知見に基づき,マルチメディア情報を扱うディジタル図書館に関して研究打ち合わせをすると共に,アジア工科大学(バンコク)で共同調査を行った。
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