研究課題/領域番号 |
09045068
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
加藤 正弘 愛媛大学, 農学部, 教授 (30036404)
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研究分担者 |
中安 章 愛媛大学, 農学部, 助教授 (20145064)
高瀬 恵次 愛媛大学, 農学部, 教授 (90133165)
大林 延夫 愛媛大学, 農学部, 教授 (20253320)
柿原 文香 愛媛大学, 農学部, 助手 (80101377)
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キーワード | アブラナ科野菜 / 病害虫防除 / 青果物流通 / 野菜生理障害 / 水資源問題 / 花卉栽培 / 低日照 / 四川省 |
研究概要 |
中国四川省の中、とくに重慶・成都地域は山岳地や盆地により形成され、夏期の高温・少日照・霧の発生など栽培上、解決すべき問題が多い。本研究では、これらの条件下で生産力を発揮できる新品種の育成と、病害虫を含めた栽培技術の開発、青果物の生産供給体制と市場流通整備、さらには農地の基盤整備などに関する実態調査を目的とした。 [加藤正弘・高瀬恵次 派遣](1999年9月6日〜9月14日) 本年度は、重慶・成都地域における各種作物の栽培・育種技術の実態と水利用ならびに水環境問題に関する検討を目的とした。まず、西南農業大学においてセミナーを開催し、加藤は「わが国と中国における作物の栽培・育種技術に関する研究の進展」について、高瀬は「世界の水資源問題と環境との関わり」について講演を行った。そして、この地域の作物栽培・育種技術の実態や灌漑技術などの水利用と環境問題に関する現地調査を実施した。さらに、長江ダムを見学の後、武漢水利電力大学を訪問し、中国および世界の農業・水資源問題について現地研究者と検討会を持った。 [再光和・殷幼平 招聘](1999年7月22日〜7月28日) 北海道・近畿地方において農業試験場や大学を訪れ、わが国の農業経営や研究実態を視察するとともに、学会主催のシンポジウムに参加の後、本学においてセミナーでの講演、共同研究者との検討会を実施した。
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