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1997 年度 実績報告書

フィリピンと日本の家畜伝染病の比較解析に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 09045071
研究種目

国際学術研究

応募区分大学協力
研究機関宮崎大学

研究代表者

立山 晋  宮崎大学, 農学部, 教授 (90041003)

研究分担者 池田 正浩  宮崎大学, 農学部, 助教授 (60281218)
山口 良二  宮崎大学, 農学部, 助教授 (90150169)
堀井 洋一郎  宮崎大学, 農学部, 教授 (80173623)
上野 昌彦  宮崎大学, 農学部, 教授 (90040998)
キーワードフィリピン / 家畜伝染病
研究概要

平成9年度の調査研究は主にルソン島に於ける家畜疾病について行った。即ち、先方が都合をつけたマニラ市郊外のと畜場で血清をはじめとする牛の材料採取を行う予定であった。しかしながら、と場に行って打ち合わせの時に判明したのであるが、マニラで最も大きいこのと場でと殺される牛はほとんどがオーストラリアから輸入した物であることが判明し、在来種の材料はフィリピン大学の農場で採取せざるを得なかった。また、採取した血清のELISA分析を前もって準備してあったフィリピン大学の機械で行おうとしたが、水が悪いとか、停電が頻繁にあるとか、ガラス器具が不備であるとか、実験の基本的な部分でトラブルが続出して良好な結果を得ることができなかった。今後は通関が問題ない程度まで先方でできるだけ材料を処理して日本に持ち帰り、我々の実験室で解析を行うことができるようにしたいと考え、それらの実験法について北海道大学獣医学部をはじめとしてその他の大学でブロット法等の改良方法について研修・開発を検討した。幸い派遣人員の一人が、辞退したので、その旅費の一部をこの研修に充てた。
また、招聘については上述の方法で処理したフィリピンからの材料を持参してこちらで解析を行うことによってさらにデータの積み重ねができるようにしたい。
研究調査項目についてもできるだけ材料面で日本へ持参可能な分野の研究を行うこととし、研究題目も多少の手直しもやむを得ないのではないかと考えてる。

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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