研究課題/領域番号 |
09045071
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研究機関 | 宮崎大学 |
研究代表者 |
立山 晋 宮崎大学, 農学部, 教授 (90041003)
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研究分担者 |
山口 良二 宮崎大学, 農学部, 助教授 (90150169)
末吉 益雄 宮崎大学, 農学部, 助教授 (10305063)
那須 哲夫 宮崎大学, 農学部, 助教授 (40108725)
堀井 洋一郎 宮崎大学, 農学部, 教授 (80173623)
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キーワード | フィリピン / 家畜伝染病 |
研究概要 |
平成10年度は昨年の反省から比較的容易に材料採取が出来、データーも材料を採取しさえすればほとんど間違いなく出ると考えられる解剖学的検索に重点を置いて行った。即ち、那須助教授の提案のもとフィリピン産水牛の胸部神経節の免疫組織化学的研究の材料採取を行うこととした。フリピン大学とこの件に関してEメールで事前打ち合わせを十分して現地に赴いた。相手方の話では近所にと畜場があるのでそこで水牛は毎日と殺されているとのことで午前二時の開場を待って出かけた。しかしながら、と殺されたのは数頭に過ぎず、しかもこちらは初めての水牛材料であるため、的確に材料組織の確認が出来ず、材料採取は出来なかった。その後いくつかのと畜場を訪問し、ようやく目的の神経節を手に入れることが出来た。この間同様に水牛に寄生する寄生虫の材料採取も行ったが、いずれにしても材料を取るだけで大変な苦労を強いられた。今後これらの材料を処理すると共に日本の家畜との比較のための研究も着手していくことにしている。 フィリピンからの訪問者には本学に於ける畜産獣医事情を視察して貰うと共にそれぞれの専門分野についてフィリピンのそれと比較検討して貰った。しかしながらそれぞれの国の事情で、対象とする動物が異なり、今回は必ずしも良好な検討が行われたとは言い難く、今後それらの件についてさらに検討して研究を遂行する必要があることが判明した。
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