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1998 年度 実績報告書

タイ北部におけるエコ・ファーミングシステムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 09045075
研究機関九州東海大学

研究代表者

山口 武夫  九州東海大学, 農学部, 教授 (60271459)

研究分担者 村田 浩平  九州東海大学, 農学部, 助手 (90279381)
片野 学  九州東海大学, 農学部, 教授 (80125468)
村田 達郎  九州東海大学, 農学部, 教授 (80140953)
国武 久登  九州東海大学, 農学部, 講師 (80289628)
DOUNGSAーARD チャナロング  メジョー大学, 農学部, 助教授
キーワード生態系保全型水稲栽培 / 中山間地域農業振興 / 農産物流通システム / 常縁シバ / 3倍体カンキツ / 病害虫の生物的防除法 / 野生ランの遺伝資源保護
研究概要

メジョー大学から4名を招へいし、九州東海大学から5名を派遣した。
1) タイ北部における生態系保全型水稲栽培システムについて、タイ東北部でのケースと比較するため、現地圃場調査および聞き取り調査を行った。
2) 主としてタイ北部中山間地帯における野生Zoysia属植物の探索を行い、常緑性を有すると思われるものを収集して、メジョー大学構内の圃場に植した後、交配育種材料とする予定である。
3) タイ北部水田地帯に生息する捕食性天敵であるクモ類および寄生性天敵であるハチ類の調査を行い、水稲害虫の生物的防除に有望な天敵類を採取することが出来た。
4) 昨年度選抜した単胚性3倍体カンキツをタイ北部に導入し、定着状況と生育状況の調査を継続している。また、タイ北部に自生しているわい性マンゴーの調査を行ったさらに、メジョー大学研究者と熊本において、新たな3倍体カンキツの選抜育成を行った。
5) 野生ランを保護するために、昨年度採取した西表島の野生ランを対象として、バイオテクノロジーによる種の増殖保存実験をメジョー大学の研究者と熊本において行った。
6) タイ北部地域の中山間地帯の塘土壌中に生息する土壌伝染性病原菌について、分離培養を行い、特にRhizoc-tonia属菌の系統類別を行っている。

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公開日: 1999-12-13   更新日: 2016-04-21  

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