研究課題/領域番号 |
09206109
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
垂水 共之 岡山大学, 環境理工学部, 教授 (50033915)
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研究分担者 |
林 篤裕 大学入試センター, 研究開発部, 助教授 (70189637)
大友 篤 日本女子大学, 人間社会工学部, 教授 (70114155)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1998
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キーワード | 国勢調査 / 人口移動 / 岡山行動圏 / 教育データ分析 / national census |
研究概要 |
平成8年度の研究計画班の一つの岩坪班を編成替えをして、船岡班と垂水班とに分離独立させた。この垂水班では、研究者の個別実態調査が政府統計とどのようにリンケージ可能であるかを検討した。 (1)垂水は平成9年(1998年)が第8回岡山行動圏調査の実施年であるので、これまでの7回の調査データをパネル化し、インターネットで公開するとともに、1998年の調査は1995年の国勢調査の18歳以上人口をもとに、標本設計を行い調査を行った。県民の行動圏をこれまで「依存度」「構成比」を中心に分析してきたが、今回は「流出率」に注目して分析し1994年の第7回調査と比較することを試みた。分析結果は別途CD-ROMから出版を行った。1979年の第1回調査から20年を振り返り、第1回調査、第5回調査と今回の調査との比較分析を行っており、報告書を作成中した。また20年間の道路・交通網の整備、大規模小売店の新規開店を地図上にプロットすることにより、行動圏の変化との関係を探った。 (2)大友は宇都宮市の1990年国勢調査基本単位区別集計データ、ならびに宇都宮市の調査による1987年と1992年の町丁・字別人口移動データ及び1985年から1995年までの各年の町丁・字別人口移動のをもとに、中心部からの同心円地域を設定し、地域間の人口移動を遷移率で表したモデルを作成し、シミュレーションの結果と現在の人口分布を比較し、このモデルが有効であることを示した。 (3)林は東京23区内の入学試験受験生を分析し、地域による成績分布の違いを調べた。ただし、浪人生については現在の居住地しかデータが得られないため、現役生と浪人生との比較には使えるものの、地域分析には不適であることがわかった。現役生に限ると、地域的な特性が見えるものの、その違いの原因についてはさらに研究を必要とする。
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