研究課題/領域番号 |
09208105
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研究機関 | 国際日本文化研究センター |
研究代表者 |
尾本 惠市 国際日本文化研究センター, 名誉教授 (10011503)
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研究分担者 |
春成 秀爾 国立歴史民俗博物館, 考古研究部, 教授 (20032708)
馬場 悠男 国立科学博物館, 人類研究部, 部長 (90049221)
小泉 格 北海道大学, 名誉教授 (20029721)
佐原 真 国立歴史民俗博物館, 前館長 (20000466)
千田 稔 国際日本文化研究センター, 教授 (20079403)
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キーワード | 日本列島 / 日本文化 / 日本人 / 人類学 / 考古学 / 縄文時代 / 弥生時代 / 学際研究 |
研究概要 |
本研究は、以下の4つの計画研究からなる特定領域研究の全体的な企画・調整・広報等を実施するための総括班によって実施された。(1)「日本先史時代の自然と文化的環境の研究」(代表者:北海道大学 小泉 格)(2)「形態と分子からみる日本人の起源と形成に関する研究」(代表者:国立科学博物館 馬場 悠男)(3)「日本の先史・原史時代の生活の実証的研究」(代表者:国立歴史民俗博物館 春成 秀爾)(4)「日本の諸文化の源流と形成に関する研究」(代表者:国際日本文化研究センター 千田 稔)。 平成9年度(初年度)には国際日本文化研究センターにプロジェクト室が設置され、シンポジウム2回、国際シンポジウム1回を開き、これらの研究成果をひろく一般に公表するためニュースレターを発行し、ホームページの立ち上げ等を行った。第2年度には各班毎に、より集中的な研究を行い、班会議や国内および国際シンポジウムを実施した。第3年度には、国際シンポジウム「東アジアの仮面文化」のほか、北海道で全体シンポジウム「北東アジアの自然と文化史」を、沖縄で公開シンポジウム「海上の道-再考」を行った。平成12年度(最終年度)には、学際シンポジウムを行い、「日本列島の自然:旧石器から縄文まで」「アジアの中の日本人・日本文化」「北と南の回廊」「渡来人・渡来文化の進入と拡散」という4つの柱を立て、計画研究班の枠を超えて成果の学際的・総合的とりまとめに努めた。国際コロキウムも開催した。ニュースレターは4年間で和文16冊・英文2冊を刊行し、ホームページは和文・英文でできるだけ新しい成果を発信した。 今年度は、以上の4年間の研究成果を各計画研究班ごとに研究期間中の班員全員から集め、計画研究班班長が各班の研究成果を取りまとめた。それらを代表者および計画研究班班長がまとめ、「研究成果報告書I・II」を作成した。プロジェクト室は代表者および計画研究班班長・各班員間の連絡や、成果報告書の編集作業に係わった。
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