研究概要 |
本研究は,典型元素どうしが結合した「インターエレメント結合」の本質を有機化学的な観点から総括的かつ系統的に研究することによって解明し,既存のいずれの領域にも属さない新しい化学の領域を確立することを目的として発足した.第1班「インターエレメント飽和結合の化学」,第2班「インターエレメント不飽和結合の化学」,第3班「典型元素-遷移金属間結合の化学」,第4班「インターエレメント化合物の新機能開発」の4つの重点項目のもとに総計111名からなる,研究体制を組織し,研究遂行にあたってきた.総括班は評価班員9名,事務担当班員1名,研究実施班員(班長)4名で組織されており,下記のような活動を行い,各班の研究の実施および評価と総括を行った. 1)第4回公開シンポジウムを平成11年9月23日〜24日に北海道大学で開いた. 2)広報第4号「班員名簿(新班員研究概要)」を発行した. 3)広報第5号「班員の活動状況集」を発行した. 4)第5回公開シンポジウムを平成12年2月2日〜4日に京都の平安会館で開いた. 5)平成11年度研究成果報告書を発行した.
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