研究課題/領域番号 |
09242107
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
小岩 昌宏 京都大学, 工学研究科, 教授 (00005860)
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研究分担者 |
鈴木 哲郎 筑波研究学園, 産業共同推進機構, 教授 (70045988)
藤田 英一 大阪大学, 基礎工学部, 名誉教授 (90029380)
大塚 和弘 筑波大学, 物質工学系, 教授 (50029881)
岩崎 博 立命館大学, 理工学部, 教授 (50005857)
増本 健 (財)電気磁気材料研究所, 所長 (20005854)
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キーワード | 規則-不規則変態 / 外場下相変態 / 金属間化合物 / 点欠陥 / 自己拡散 / 構造型空孔 / 形状記憶合金 |
研究概要 |
本研究の目的は、固相中での多様な相変態を、新しい研究手法を用い新しい視点から研究し、その微視的機構を明らかにすることにあり、以下の2つのアプローチ、5つのグループにより研究を進めてきた。 I.相変態研究の新しい研究手法によるアプローチ(2グループ) II.相変態の機構解明という立場のアプローチ(3グループ) 各グループの研究実績はそれぞれの計画研究担当者より別途報告される。 本研究の目的は、計画研究を円滑に推進し、かつ調整するために総括班を組織運営することである。このため、下記の研究会、研究成果発表会を開催した。 計画班研究発表会 平成11年11月22〜24日金沢白鳥路ホテル(金沢市) 計画班、公募班合同研究発表会 平成12年1月29〜1月31日京大会館(京都市) これら研究発表会の際には総括班会議を開き、特定領域研究の進め方、研究者間の協力体制について討議した。また、この間、ニュースレターを3回発行し、研究者間の情報交換、研究協力の推進をはかった。 また、平成11年5月23日から28日の間、京都パークホテルで開催された固体-固体相変態国際会議(International Conference on Solid-Solid Phase Transformations '99,略称PTM '99)は、本特定領域研究の成果を世界に向けて発信する機会として企画されたものである。計画研究班のメンバーが組織委員会の主要な役割を担い、32ヶ国から424名(うち国外169名)の参加を得て盛会裡に終了した。なお、この会議のProceedings(2分冊、1776頁)は日本金属学会より、平成11年11月に刊行された。
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