研究課題/領域番号 |
09243103
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研究種目 |
重点領域研究
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
安田 榮一 東京工業大学, 応用セラミックス研究所, 教授 (70016830)
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研究分担者 |
田邊 靖博 東京工業大学, 応用セラミックス研究所, 助教授 (70163607)
稲垣 道夫 北海道大学, 工学部, 教授 (20023054)
大谷 朝男 群馬大学, 工学部, 教授 (10008469)
金子 克美 千葉大学, 理学部, 教授 (20009608)
遠藤 守信 信州大学, 工学部, 教授 (10021015)
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キーワード | カーボンアロイ / 炭素材料 / 黒鉛 / タイヤモンド / カルビン |
研究概要 |
空間制御によるカ一ボンアロイの探索並びに新機能の展開について評価担当の先生方から大所高所からのご意見を頂き、検討した。すなわち、原子・結晶レベル、表面/裏面レベル、界面/微構造レベルて空間制御を行うと共に、新機能の展開を行う4つの班の(計画班21名+公募班41名)の連携をとり、議論を噛み合わせるためのいくつかの会合並びに海外の著名な研究者の招聘を行った、また、研究領域の広さをカバーするために、4つの班に加えて、多孔質材料、層間化合物、C/C複合材料、新しい複合系の4つの材料に絞り研究を押し進めた。 本年度は、7月2日に新橋の藏前工業会館で公開シンポジウムを開催し、研究計画の進め方について説明し、意見聴取を行った。10月には各班の分担者会議を開催し、各研究者の研究の進捗犬況について報告し合い、意見交換を行うとともに共同研究の可能性を探った。12月3日に愛媛大学で成果報告会を公開で開催した。この成果報告会は、日本学術振興会・未来開拓研究の成果報告会と合同で行ない、ポスタープレビューと、ポスターによる成果の議論を行い、次年度に向けて以下の様な問題点の整理を行った。 1:異なる分野のメンバーが集まったことによる用語の違いを解消するための手段(例えば用語集)の心要性。2:各班のレビューをしっかりやって全員の理解を深める事の重要性。3:泊まり込みで班会議を行い、とことん勉強をし、親睦を深める事の必要性。4:理論屋と実験屋の共同研究を積極的に進めることの重要性。 また、1月には海外の著名な研究者を4名ほど招聘して研究集会を公開で開催した。カーボンアロイのメンバーは勿論一般の研究者も交えて活発な議論が進められた。また、3月には次年度の公募班の構成について検討を行った。
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