研究課題/領域番号 |
09246103
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研究種目 |
重点領域研究
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
三田 一郎 名古屋大学, 大学院・理学研究科, 教授 (60242806)
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研究分担者 |
渡辺 靖志 東京工業大学, 理学部, 教授 (40126199)
吉村 太彦 東北大学, 大学院・理学研究科, 教授 (70108447)
小林 誠 高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 教授 (90025453)
大島 隆義 名古屋大学, 大学院・理学研究科, 教授 (00134651)
相原 博昭 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教授 (60167773)
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キーワード | B-Physics / エアロゲル / 検出器の開発 / CSI / 粒子識別検出器 / B中間子 |
研究概要 |
本研究組織は重点領域研究の実施期間中に各研究班及び公募研究者の調整をとり、とくに実験研究について指揮をとると同時に、理論と実験の密接な交流をはかった。 1.若手研究者を集めて8月4日-8月8日に高エネルギー加速器研究機構で基礎的な講義を30時間行なった。出席者が150人にもなり、本重点領域研究を続けて行くにあたり、有意義な試みであった。 2.公開シンポジウムの開催:平成9年度の11月6日-9日に熱海で実験研究者主体の研究会を行い、11月現在の進展を議論した。 3.総括班会議、評価委員会の開催: 11月8日に熱海で評価委員会を開催した。実験に関しては研究が始まったばかりであるが実験環境が整備されつつあり、徐々に研究開発が進んでいると評価された。理論においては、毎月行われているB-physicsセミナーなどでの効果は高く評価出来るが、実験開始においての理論的準備はマンパワーの問題でSLACに比べ多少遅れていると指摘された。 4.外国出張: (1)飯島徹 エアロゲル チェレンコフ検出器の開発状況の発表と意見交換 5月24日-6月2日イタリア、ピサ (2)金行健治、数井賢治 CSIによる粒子識別検出器の性能テストに従事した。 8月30日-9月10日、ロシア、ノボシリビスク (3)三田 ポルトガルB中間子の物理学国際会議出席。10月2日-17日 (4)三田 米国でB Physics workshop(Santa-Barbara):20 Years of Beautiful Physics (Chicago). 国際会議に出席するため。6月27日-7月10日 5.(1)外国人招へい: I.I.Bigi 11月6日-12月17日 CP非保存の物理について研究打ち合わせのため (2)外国人招へい: I.I.Bigi 2月27日-3月5日 CP非保存の物理について研究打ち合わせのため
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