研究課題/領域番号 |
09246105
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研究種目 |
重点領域研究
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
三田 一郎 名古屋大学, 大学院・理学研究科, 教授 (60242806)
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研究分担者 |
牟田 泰三 広島大学, 理学部, 教授 (80025353)
萩原 薫 高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 助教授 (50189461)
坂井 典佑 東京工業大学, 理学部, 教授 (80108448)
栗本 猛 富山大学, 理学部, 助教授 (10195563)
岡田 安弘 高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 助教授 (20212334)
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キーワード | 対称性 / CP対称性 / B工場 / CP非保存 / B中間子 / 素粒子 |
研究概要 |
(1)ユニタリー3角形の角度を実験で測定するにはどのような手法があるか検討した。この結果は題名Getting at the CP angels の論文として7th International Symposium on Heavy Flavor(Santa Barbara)で発表した。 (2)もし標準模型をこえる物理がB中間子の崩壊を影響するならばどのような実験でそれが観測可能か検討した。この結果はSearch for New Physics in CP Violating Decaysに発表した。 (3)小林・益川行列要素を実験で観測するのは、B工場での実験で重大な目的の一つである。なかでも|V(TD)/V(TS)|の観測は難しいと予想される。この測定を行なう新たな手法二つ発見した。この結果はDetermination of |V(TD)/V(TS)| within the Standard Model及びB->X(Q) Lepton-(Q=D,S)and Determination of |V(TD)/V(TS)|で発表した。 (4)K中間子におけるCP非保存の崩壊を理論的に調べるフォーマリズムを再度検討し使われている近似が実際どれだけ誤差を与えるか検討した。この結果はNeutral K System revisitedに発表した。 (5)高エネルギー物理学研究所で毎月B中間子セミナーを開催している。ここでは約30名の研究者がこれまでの研究成果を発表している。 (6)研究発表会を静岡県賀茂群阿津で行なった。9月1日-3日 (7)研究発表会、「21世紀の物理学」を富山で開催し今後重要になる素粒子論テーマについて語り合った。2月1日-4日
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