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1997 年度 実績報告書

高等植物Ca^<2+>チャネル遺伝子とCa^<2+>シグナル関連遺伝子群の単離と解析

研究課題

研究課題/領域番号 09251207
研究機関東京学芸大学

研究代表者

飯田 秀利  東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (70124435)

キーワード植物器官 / シロイヌナズナ / タバコ / カルシウムイオン / カルシウムチャネル / cDNAクローニング / Saccharomycec cerevisiae / Gタンパク質
研究概要

本研究の目的は、出芽酵母(Saccharomyces cerevisiae)のCa^<2+>流入欠損株(midl変異株)の致死性を相補する高等植物のcDNAをスクリーニングすることにより、高等植物のCa^<2+>チャネルcDNA、およびそれと関連してはたらくCa^<2+>シグナルの受容・伝達因子やCa^<2+>チャネル制御因子などのcDNA群を単離し、解析することである。本重点領域研究により、出芽酵母のmidl変異株の条件致死性を部分的に相補するcDNAを、シロイヌナズナ実生のcDNAライブラリーから6個、タバコ培養細胞BY-2のcDNAライブラリーから6個を単離することができた。それらの塩基配列を決定した結果、シロイヌナズナ実生のcDNAライブラリー由来のクローンには、Ca^<2+>チャネルのcDNAは含まれていなかったが、低分子量Gタンパク質の一種であるADP-リボシレーションファクター1(ARF1)のアラビドプシスホモログ、UDP-グルコースエピメラーゼ、セルラーゼ、グルタルレドキシン(superoxide scavenging system)および機能不明のタンパク質(2種)のcDNAが含まれていた。また、タバコ培養細胞BY-2のcDNAライブラリーからは、β-チューブリン、UDP-グルコースエピメラーゼ、システインプロテアーゼインヒビター(シスタチン)、25SrRNA(2個)および機能不明のタンパク質(1種)のcDNAが得られた。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Mori,I.C.: "Salicylic acid induces a cytosolic Ca^<2+> elevation in yeast" Biosci.Biotech.Biochem.(印刷中). (1998)

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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