研究課題
総括班は以下の項目について、研究計画と公募研究の総括的な企画・運営を推進した。1. 計画研究と公募研究について、計画発表会(平10.7.2〜7.4)及び成果報告会(平11.1.28〜1.30)をそれぞれ1回企画・開催し、総括班会議(班員合計17名)の審議結果を基にして各研究計画の妥当性と成果の評価並びに助言を行った。この助言には専門領域の中堅研究者8名からなる班友の参加を得た。2. 公募研究については、特定の分野に限定することなく、学際的な研究と萌芽的な研究を促進するために、1回のワークショップと3回の公開シンポジウムおよびホームページによる情報公開により公募促進を図った。3. 領域研究の将来的な発展を促進し、領域研究参加者の共同研究を促進するために、ニュースレターを2回発行した。4. 領域研究参加者の共同研究ならびに萌芽的な研究にむけて小規模の調査的研究を実施し、総括班で購入した設備備品を活用した。その結果、一例として、シロイヌナズナにおける2成分情報伝達系成分について生理生化学的な研究成果と分子生物学・分子遺伝学的な研究成果の統合的理解を得ることができた。5. 2つの国際学会及びセミナーに総括班員を派遣し、本領域及び関連領域研究について国外の状況と情報を得るとともに、その状況と情報をニュースレターなどを介して参加研究者に紹介した。
すべて その他
すべて 文献書誌 (6件)