研究課題/領域番号 |
09276102
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
永田 和宏 京都大学, 再生医科学研究所, 教授 (50127114)
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研究分担者 |
遠藤 斗志也 名古屋大学, 大学院・理学研究科, 教授 (70152014)
三原 勝芳 九州大学, 大学院・医学研究科, 教授 (40029963)
矢原 一郎 東京都臨床医学総合研究所, 副所長 (60109957)
森 正敬 熊本大学, 医学部, 教授 (40009650)
吉田 賢右 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (90049073)
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キーワード | 分子シャペロン / ストレス蛋白質 / 熱ショック蛋白質 / 細胞内輸送 / フォールディング |
研究概要 |
当年度の当初研究計画は以下の通りである。それぞれについて、下記のような実績をあげることができた。 1) 本研究班のメンバーを中心に、随時研究連絡会をもち、それぞれの研究計画を検討し、必要であればその計画実現性に向けて助言を行う。 実積:総括班会議を2度開催し、研究進行状況についてチェックするとともに、領域全体の目指す方向、重点的な援助体制の確立などについて論議を行った。2) 年に2度程度ニュースを発行し、班員間の情報交流を促がすとともに、円滑な領域研究全体の運営を行う。 実績:“Chaperone News Letter"No.3,No.4を2度発行し、班員との情報交換を促進するとともに、各種国際学会報告、方法論や研究指針などについての論文を掲載した。内容のきわめて充実したNews Letterとなり、他の領域の班員からも大きな反響があった。 3) 年に一度、全体会議を行い、全員が研究成果を発表し、本総括班はそれらを評価する。 実績:11月11-13日にかけて、熊本市において班会議を開催し、班員を中心に104名の参加を得て、活発な報告と討論をおこなった。 4) 研究評価に基づき、次年度の研究計画に助言、指導を行う。 実積:上記班会議において、適切な助言をおこなった。 5) 公開シンポジウムを開催し、研究成果の公表を行うとともに、本分野の重要性と研究の前線を広く公開する。 実績:9月24,25日の両日、京都において、若手研究者の企画によるシンポジウム「分子シャペロンから見えてきたCell Biology」を開催し、助手、大学院生を中心とした若手研究者90余名の参加を得て、きわめて活発な討論が交わされた。 6) 国際的な情報交換を行うため、海外の研究者との交流をはかる。 実績:昨年度開催された国際会議の報告を“Cell Stress&Chaperone"に行った。また、News Letterにおいても報告がなされた。
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