研究課題
基盤研究(A)
平成10年度は前年度の補足調査と次年度の本調査のための中間的な期間として位置づけられる。1. 日本人の宗教意識と宗教行動に関する文献の収集前年度に引き続き、文献の収集を行った。さらに、前年度収集した約5000件のデータを引き続きコンピューターソフト・アクセスに入力し、修正を行った。こうした作業は予想以上に時間と労力を要した。とくに『統計年鑑』のデータの処理には多くの時間を費やすことになった。しかしながら、こうした作業によって、次年度に設定すべき質問項目に関する資料が相当量収集できたと考えられる。2. 翌年度の本調査を行うための具体的な質問の策定と全体のデザイン収集したデータを考慮しながら、本調査のための質問の作成とグランド・デザインを決定した。その後、実際の調査を依頼する中央調査社との間で、調査の時期、中央調査社が行う世論調査に盛り込まれる基本的属性と我々の実施するアンケート調査との整合性、質問の量的問題に関して交渉を持った。調査の時期は回収率を考慮して、平成11年10月もしくは11月とすることとなった。
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