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1999 年度 実績報告書

日本人の宗教意識と行動に関する総合研究

研究課題

研究課題/領域番号 09301002
研究機関国学院大学

研究代表者

阿部 美哉  國學院大學, 文学部, 教授 (30151111)

研究分担者 ロバート キサラ  南山大学, 文学部, 助教授 (80278308)
ポール スワンソン  南山大学, 文学部, 教授 (20229272)
ジェームズ ハイジック  南山大学, 文学部, 教授 (00131201)
石井 研士  國學院大學, 文学部, 助教授 (90176131)
林 淳  愛知学院大学, 文学部, 助教授 (90156456)
キーワード世論調査 / 宗教意識 / 宗教行動
研究概要

平成11年度は4カ年に渡る調査においてもっとも中心となる年として、全国規模の世論調査を実施した。これまで行ってきた資料収集等は行わず、もっぱら調査の実施に専念した。調査概要は以下の通り。
・調査日 1999年11月11日〜14日
・対象者 住民基本台帳による満20歳以上の男女2000人(167地点、層化二段無作為抽出法)
・実施方法 個別面接聴取法(官製葉書による事前協力状送付)
・有効回答数 1345人(67.3%)
・回答者内訳 男45%、女55%▽20歳代11%、30歳代17%、40歳代19%、50歳代21%、60歳代33%▽13大都市23%、その他の市54%、郡町村23%
調査結果の分析はまだ途中であるが、主だった点としては以下の3点を指摘することができる。(1)現在日本人は、伝統宗教といわれる神道、仏教をはじめ、キリスト教、真宗に関しても具体的な接触はほとんどもっておらず、宗教団体にはきわめて低い関与しか行っていない。(2)それにもかかわらず、初詣やマスコミで報道される宗教団体の認知度はきわめて高く、認知と実体験の間におおきなズレが見られる。(3)また、評価に関して、伝統宗教およびキリスト教と、新宗教の間には著しい評価とイメージの相違が見られる。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 石井研士: "データブック現代日本人の宗教(2刷改訂)"新曜社. 238 (2000)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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