研究課題/領域番号 |
09301003
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
岩城 見一 京都大学, 大学院・文学研究科, 教授 (40025086)
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研究分担者 |
魚住 洋一 京都市立芸術大学, 美術学部, 助教授 (10168669)
吉田 城 京都大学, 大学院・文学研究科, 教授 (80127315)
中村 俊春 京都大学, 大学院・文学研究科, 助教授 (60198223)
並木 誠士 京都工芸繊維大学, 工芸学部, 助教授 (50211446)
加藤 哲弘 関西学院大学, 文学部, 教授 (60152724)
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キーワード | 西田幾多郎 / 活人画 / 源氏物語 / 画法 / パトス / 物質性 / 断片表現 / ノーマルという病 |
研究概要 |
本研究は、当研究課題遂行の三年目に当たる。本年度分担者が本科研究会合、およびその他のシンポジウム等に参加し発表した研究成果は以下の通りである。 5月27日、岩城見一は、南仏アレレ・バンで開催されたシンポジウム「東西の美学」(ドイツ、ヴッパータール大学哲学科、アカデミー・デュ・ミディヂ主催)に招かれ、「西田幾多郎の芸術哲学-東西言語の磁場-」と題する研究発表を行い、5日間の質疑参加。 7月31日、科研会合、発表者:篠原資明(発表題目:活人画について)、三角洋一(発表題目:「源氏物語と仏教思想」。 10月2日、美学会全国大会、「美学会創設50周年記念シンポジウム」パネリストとして、岩城、岸文和報告、美学の課題についての討論に参加。 11月27日、京都大学文学研究科シンポジウム「病の思想文化」に岩城パネリストとして参加、「ノーマルという病」発表。 12月25日、科研会合、発表者:宇恵智子(発表題目:「断片表現としての作品における記憶への問い」)、北村知之(発表題目:「芸術における物質的なもの」)。 12月26日、科研会合、発表者:田島達也(発表題目:「画法の病」)、加藤哲弘(発表題目:「美学におけるパトスとその解釈」。 予算は分担者の会合、資料収集のための旅費、消耗品費に大半を使用した。次年度は、これまでの成果を踏まえて報告書を作成する予定である。
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