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1999 年度 実績報告書

日本中世後期・近世初期における飢饉と戦争の研究・史料所在調査と年表の作成から

研究課題

研究課題/領域番号 09301014
研究機関早稲田大学

研究代表者

佐々木 潤之介  早稲田大学, 教育学部, 教授 (60017613)

研究分担者 田沼 睦  東京成徳大学, 人文学部, 教授 (50114103)
佐藤 和彦  東京学芸大学, 教育学部, 教授 (80013275)
桑山 浩然  滋賀大学, 教育学部, 教授 (90013268)
松浦 義則  福井大学, 教育地域科学部, 教授 (40108254)
藤木 久志  帝京大学, 文学部, 教授 (60062585)
キーワード戦争 / 飢饉 / 疫病 / 災害 / 凶作
研究概要

1.平成11年度の主な研究・史料調査の機関は以下のとおりである。
神宮文庫
大分県立先哲史料館・同図書館・同公文書館
福井市郷土歴史博物館・福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館・同博物館
勝山市役所および平泉寺跡・丸岡町立歴史民俗資料館
2.研究会
主な研究会を5回開いた。
11月以降は報告書作成のため、土・日曜日に都合のつく者が佐々木研究室に集まった。平成12年になってからは1週間に2回ぐらい集まって、報告書作成につとめた。
3.研究の成果
本研究の当初の目的は、日本中世後期・近世初期に限定して資料を収集して史料所在調査および年表などを作成することであった。しかし、2年間の共同研究の結果、それだけでは不十分であるので、中世前期までも視野に入れて史料を収集しようということになった。したがって、最終年度にあたる今年度は、主として中世前期に焦点を絞って収集を行った。
中世後期・近世初頭の史料を集めながら、主として平安時代後期から鎌倉時代末までを中心とする史料収集に意を注いだ。研究課題の一つである戦争については、膨大な史料がありすぎるため、とりあえず対象からはずして、飢餓をはじめとする自然災害焦点を絞って、それに関する情報を集めた。
具体的には、風損(大風)・水損(洪水)・虫損(蝗害)・旱魃・凶作・飢饉・疫病に関する、史料情報を収集した。しかし、それも時間的制約上、古文書類の検索までにはいたらず記録類に限定せざるをえなかった。
しかしながら、これにより11〜17世紀における自然災害に関する情報を、不十分ではあるが収集しえた。残された課題としては、文書類の検索および原本校合があるが、それは他日を期したい。

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 佐-木 潤之介: "松の愬え-小家族の成立と女性"総合女性史研究. 16. 19-32 (1999)

  • [文献書誌] 佐藤 和彦: "中世後期における矢野荘の諸一揆"『東寺文書にみる中世社会』. 286-309 (1999)

  • [文献書誌] 田沼 睦: "後奈良天皇・正親町天皇女房奉書案解説"『皇室の至宝第II期東山御文庫御物』. 1. 222-223 (1999)

  • [文献書誌] 藤木 久志: "日本中世の女性たちの戦場"総合女性史研究. 16. 1-18 (1999)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2012-12-10  

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