研究課題/領域番号 |
09301016
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
山代 宏道 広島大学, 文学部, 教授 (80113372)
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研究分担者 |
宮城 徹 琉球大学, 法文学部, 助教授 (90258294)
水田 秀実 広島大学, 文学部, 教授 (70108257)
前野 弘志 広島大学, 文学部, 助手 (90253038)
岡本 明 広島大学, 文学部, 教授 (90025057)
友田 卓爾 広島大学, 総合科学部, 教授 (70034824)
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キーワード | 危機意識 / 歴史叙述 / 時代認識 / 民族接触 / 転換期 / 危機管理 / 異文化 / アイデンティティー |
研究概要 |
当初の研究計画にしたがって、各メンバーは各自の分担研究を進めるとともに、本年度中に開催した3回の全体研究集会において、成果報告を行い、メンバー全員による批判・意見交換を行った。 1)第1回研究集会(6月5・6日、広島大学文学部) 豊田 浩志「夢の中にあらわれた古代的危機意識-『ペルペトゥアとフェリキタス殉教者行伝』をめぐって」小河浩「傭兵化した市民と市民権機能」宮地啓介「アテナイ海軍の人的資源に関する危機認識」堀井健一「アリストテレス『政治学』にみる民主制ポリスの内紛と危機」 2)第2回研究集会(8月26・27・28日、かんぽの宿竹原) 長田浩彰「第3帝国下のドイツ・ユダヤ人の危機意識-<ドイツ先遣隊>のハンス=ヨアヒム・シェープスの事例を通じて-」大宅明美「13世紀都市ラ=ロシェルの<危機>」 前野弘志「<理想国家>論に見るポリス的危機」水田英実「危機意識を伴う行為の意味」 山代宏道「異文化接触と危機認識--ノルマン征服とエドマー」 宮城徹「<ノルマン征服>と北部反乱-11世紀イングランドに見る危機の諸相-」 佐藤眞典「中世イタリア都市国家形成期の危機の諸相の考察方法」 3)第3回研究集会(12月23・24日、広島大学文学部) 小崎閏一「シュジェール『ルイ6世伝』に見る王国の危機」 友田卓爾「レヴェラーズの権力論と危機意識」 岡本明「ナポレオン支配下のドイツとイタリア官僚の危機意識」
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