研究課題/領域番号 |
09301023
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研究機関 | 大正大学 |
研究代表者 |
鈴木 健次 大正大学, 文学部, 教授 (90226506)
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研究分担者 |
大井 浩二 関西学院大学, 文学部, 教授 (40030100)
藤井 かよ 大正大学, 文学部, 教授 (70119402)
星野 英紀 大正大学, 文学部, 教授 (00054669)
有賀 夏紀 埼玉大学, 教養学部, 教授 (20114358)
古矢 旬 北海道大学, 法学部, 教授 (90091488)
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キーワード | アメリカ文化史 / 文化史の構築理念 / アメリカ文化の基本史料 / アメリカ文化の時代区分 |
研究概要 |
恒例の全員出席を原則とする研究会では、平成11年度は前年度に確定した時代区分に従って、この研究会のめざすアメリカ文化史の新しいキャノンを構成するべく、個別史料の研究を継続し、その相関関係などを検討して収録史料の取捨選択について最終的な調整を行った。 また、各史料の信頼できる原典のヴァージョンを検討し、史料の購入・収集をするとともに、各史料ごとの担当者を決めて解題と翻訳の執筆を開始した。そのため、全員による研究会のほか、全5巻の史料集それぞれの編集責任者が担当の巻についての調整、打ち合わせなどに当たった。 研究成果である資料集の出版については東京大学出版会と打ち合わせを進め、大筋の決定を見ているが、刊行は来年度以降になる。この間の研究会運営経費について大正大学の研究助成金の一部を当ててもらうことが了承され、平成12年度以降も研究プロジェクトを継続することが可能になった。 なお、本年度はアメリカ学会の年次総会を大正大学において開催し、シンポジウムと部会にこの研究会のメンバー6名が参加して、アメリカ研究のあり方、映画その他大衆文化に現れた大統領のイメージ、マルチメディア化の動向などについて、それぞれ研究成果の一部をふまえた発表を行った。
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