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1998 年度 実績報告書

「現代日本における金融システムの転換と革新的経営財務戦略の研究」

研究課題

研究課題/領域番号 09303003
研究機関立命館大学

研究代表者

松村 勝弘  立命館大学, 経営学部, 教授 (40066733)

研究分担者 井澤 裕司  立命館大学, 経営学部, 教授 (70222924)
平田 純一  立命館大学, 経営学部, 教授 (00143818)
澤邉 紀生  立命館大学, 経営学部, 助教授 (80278481)
村山 嘉彦  立命館大学, 経営学部, 教授 (60298718)
荒川 宜三  立命館大学, 経営学部, 教授 (10278476)
キーワードファイナンス / 株価 / マクロ経済 / 金融市場 / 企業金融 / 資本市場 / データベース / 財務分析
研究概要

昨年の研究実施計画のうち,データ収集とデータ引き出しのためのソフトウェアは一応完成したが,ソフトウェアのなお不十分な部分の改訂と,そのためのコンセプト作りで不徹底なところの研究を進めた。また,必ずしも十分とはいえないが,マクロ経済,地域経済,金融市場,資本市場,企業金融の現状分析研究会をすすめた。
データベースを有効に活用するためのデータ処理関連ソフトウェアの開発作業を行うとともに,必要なデータを抽出しやすくするための選択メニューの分かりやすい提示方法の開発を進め,教育活動にもデータベースが容易に利用できるようにした。とりわけ,財務データを串刺し的に抽出するシステムを考案し,これを利用した教育システム作りを進めた。とりわけ本年度からこの部分については共同研究者を3人加えて,その完成を目指して研究会を行うなど,一定の目処が立ってきている。この部分については,来年度にも研究会を継続し出版にこぎつけられる見通しである。
これと並行して,既に検討を加えつつある既存データベースを利用するとともに,コンピュータ支援型の教育システムを作り上げるため,現存する他大学その他の研究・教育システムを調査(とりわけ慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスのシステムを視察した)した。かくて,われわれの研究の方向も拡張されるとともに一層明確になりつつある。そこでは,新たにBlumbergなどのシステムを利用して大規模な仮想金融市場空間を形成するソフトウェアを開発しこれを研究教育に活用するという来年度以降の学術フロンティア研究と結びつけて展開していく見通しができた。

  • 研究成果

    (8件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (8件)

  • [文献書誌] 堀 敬一: "銀行業の費用構造の実証研究-展望-" 金融経済研究. 15. 24-51 (1998)

  • [文献書誌] 井澤 裕司: "電気機械機器産業の収益力と費用・資金構造(1)" 立命館経済学. 47・1. 49-68 (1998)

  • [文献書誌] 井澤 裕司: "Why Was Japanese Investment so High? A Preliminary Note on Mamagereial Incentive mechanism" 立命館経済学. 47・5. 161-165 (1998)

  • [文献書誌] 豊原 法彦: "DERFI-KG(Data Extraction for Ritsumeikan Financial Institue-Kaigin data)の構築について" 立命館経営学. 37・5. 125-154 (1999)

  • [文献書誌] 村山 嘉彦: "証券会社破綻処理のあり方をめぐって--山一事件の教訓" 立命館経営学. 37・5. 1-11 (1999)

  • [文献書誌] 松村 勝弘: "データベース活用による財務分析に関する教育研究の一試行" 立命館経営学. 37・5. 227-241 (1999)

  • [文献書誌] 松本敏史: "あなたの会社の偏差値診断" 税務経理協会, 228 (1999)

  • [文献書誌] 富田知嗣: "あなたの会社の偏差値診断" 税務経理協会, 228 (1999)

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

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