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1999 年度 実績報告書

ハドロン同時計測法を用いた陽子と中性子のスピン構造の研究

研究課題

研究課題/領域番号 09304030
研究機関東京工業大学

研究代表者

柴田 利明  東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (80251601)

研究分担者 酒見 泰寛  東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助手 (90251602)
キーワード深非弾性散乱 / 核子 / クォーク / グルーオン / エアロジェル / リングイメージチェレンコフ検出器 / HERMES / DESY-HERA
研究概要

「陽子のスピン構造」を解明することは、量子色力学の分野で現在最も興味をもたれている問題である。そのために偏極深非弾性散乱を電子と陽子で起こさせ、散乱された電子とともに発生したハドロンを検出し、識別した。特に、シリカエアロジェルを発光体とするリングイメージチェレンコフ検出器によりK^±中間子を識別し、ストレンジクォーク、seaクォークについて研究した。有意なsingle spin asymmetryが発見されたことも成果の1つである。このようにHERMES実験は新しい手法により未開の領域を探っている。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] K.Ackerstaff et al.: "Observation of a Coherence length Effect in Exclusive ρ electroproduction"Phys, Rev, Lett.. 82. 3025 (1999)

  • [文献書誌] 金坂二郎 他: "HERMES のリングイメージチェレンコフ検出器のためのエアロジェル性能測定"原子核研究. 44.1. 1-26 (1999)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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