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1997 年度 実績報告書

日本人口唇裂口蓋裂患者の遺伝子学的研究-分子生物学的分析-

研究課題

研究課題/領域番号 09307048
研究種目

基盤研究(A)

研究機関新潟大学

研究代表者

大橋 靖  新潟大学, 歯学部, 教授 (30013874)

研究分担者 神成 庸二  新潟大学, 歯学部・附属病院, 助手 (90283019)
今井 信行  新潟大学, 歯学部, 助手 (90282988)
飯田 明彦  新潟大学, 歯学部・附属病院, 助手 (30262447)
小野 和宏  新潟大学, 歯学部, 助手 (40224266)
高木 律男  新潟大学, 歯学部, 助教授 (20143795)
キーワード口唇口蓋裂 / 家系調査 / DNA分析 / 連鎖解析
研究概要

本研究課題における平成9年度科学研究費補助金によって、計画された設備備品を購入し、平成9年11月までは主に実験環境の整備に努めた。平成9年12月以降は、家系内発現のあった口唇口蓋裂患者について詳細な家系調査(特に3親等以内)を行ない、研究の主旨を十分に説明して同意を得た上で(同意書を作成)、家系内のできるだけ多くの構成員の血液採取を適宜行っているところである。採取された血液からはフェノール/クロロホルム法にてゲノムDNAを抽出しており、現在3家系21名のDNA試料が収集できているが、次のステップのDNA分析を行うためには未だ家系数が不足している。今後も引き続き血液採取を行ない、試料数の増加に努める予定である。また、口唇口蓋裂の発生に関連が予想される遺伝子近傍のマーカーの選定につてい現在検討しているが、特に6番染色体短腕に存在するF13A遺伝子について着目しており、予備実験として正常人の同遺伝子座をPCR法で増幅し、ポリアクリルアミドゲル電気泳動を行って、最適なPCR条件や泳動条件について検討を行っている。今後、他の遺伝子領域のマーカーについても検討を考えている。まお、日本人と同じ黄色人種である中国人の口唇口蓋裂患者の遺伝子背景について比較検討を行うことは、日本人の本疾患患者の詳細な分析を行う上で有用と考えられることから、平成10年1月、研究代表者の大橋および研究分担社の小野、今井が中華人民共和国ハルビン医科大学において研究計画のレビューを受けた。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 小野和宏, 他7名: "最近1年間における新潟県での口唇口蓋裂の発生状況" 日本口蓋裂学会雑誌. 22巻3号. 138-143 (1997)

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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